Linkexpress Replication optionは、Linkexpressにレプリケーション機能を追加するソフトウェア製品です。Linkexpressとともに、分散システムの構築と運用を支援します。
“レプリケーション”とは、データベースの複製を別のシステムに作成する機能です。
利用者プログラムによりデータベースが更新された場合には、更新データを複写することにより、複製されたデータベースの最新性を保証します。
更新データの複写は、データベースの更新とは非同期に行われます。したがって、更新データの複写がデータベースの更新と同期する必要のある業務は、Linkexpress Replication optionの適用外となります。
Linkexpress Replication optionでは、さまざまなプラットフォームやデータベースシステムと連携することができます。連携機能は以下の4つに分類されます。
オープンサーバ間のレプリケーションでSymfoware/RDBを複写元データベースとする場合
オープンサーバ間のレプリケーションでOracleを複写元データベースとする場合
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとオープンサーバ間のレプリケーション
オープンサーバの他社データベースを複写先とするレプリケーション
なお、オープンサーバのSymfoware/RDBを複写元データベースとする機能をSymfoware抽出レプリケーションと呼びます。また、Oracleを複写元データベースとする機能をOracle抽出レプリケーションと呼びます。