ページの先頭行へ戻る
 Apcoordinator定義ファイルリファレンス
FUJITSU Software

3.13 invokeCobol

COBOLのメソッドを呼び出します。

アトリビュート

invokeCobolタグでは以下のアトリビュートを指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

bean

パラメタとなるオブジェクトのスクリプトデータ名です。

uji.current

property

パラメタとなるプロパティです。beanで指定したオブジェクトのプロパティを指定します。

beanで指定したオブジェクトそのものをパラメタとします。

type

COBOLプログラムの呼び出し種別です。以下が指定できます。

  • NORMAL:通常呼び出し

  • TIMEOUT:タイムアウトでの呼び出し

  • ERROR:エラーでの呼び出し

NORMAL

library

不可

ライブラリ名です。dllまたはsoを指定します。

省略できません。

program

不可

プログラム名です。

省略できません。

release

終了処理を行うかどうかをtrue/falseで指定します。

false

result

COBOLプログラム実行結果であるFormDataBeanオブジェクトの設定先となるスクリプトデータ名です。

uji.current

コンテント

コンテントは記述しません。

使用例
  <!-- 初期処理 ; -->
  <entry>
    <newBean cls="com.fujitsu.uji.formc.FormDataBean" />
    <copyValue targetProperty="formName" bean="#login" />
  </entry>
  <!-- /login;login -->
  <entry bean="/login" verb="login">
    <invokeCobol library="apcocobol.dll" program="LOGIN"/>
  </entry>
   ....
  <!-- セションタイムアウト発生時の処理を記述します。 -->
  <!-- ;uji.timeout -->
  <entry verb="uji.timeout">
    <invokeCobol type="TIMEOUT" library="apcocobol.dll" program="TIMEOUT" release="true"/>
  </entry>
  <!-- エラー発生時の処理を記述します。 -->
  <!-- ;uji.error -->
  <entry verb="uji.error">
    <invokeCobol type="ERROR" library="apcocobol.dll" program="ERROR" release="true"/>
  </entry>

セションタイムアウト発生時の処理を記述する場合

  • セションタイムアウト発生時にCOBOLプログラムを実行したい場合は、verbに"uji.timeout"を指定したentryタグを定義します。beanアトリビュートにはなにも記述しません。

  • コンテントとなるinvokeCobolタグのtypeアトリビュートに"TIMEOUT"を指定します。type指定がない場合は、通常呼び出し(NORMAL)としてCOBOLプログラムの呼び出しを実行します。

  • <entry verb="uji.timeout">の指定がない場合、release処理のみ実行されます。

  • サーブレットに com.fujitsu.uji.cobol.COBOLServlet を使用する場合にのみ有効となります。

エラー発生時の処理を記述する場合

  • エラー発生時にCOBOLプログラムを実行したい場合は、verbに"uji.error"を指定したentryタグを定義します。beanアトリビュートにはなにも記述しません。

  • コンテントとなるinvokeCobolタグのtypeアトリビュートに"ERROR"を指定します。type指定がない場合は、通常呼び出し(NORMAL)としてCOBOLプログラムの呼び出しを実行します。

  • <entry verb="uji.error">の指定がない場合、release処理のみ実行されます。