ここでは、以下の操作について説明します。以下の操作は、rdbhsrscコマンドを使用して行います。
RDBのリソースの表示
RDBのリソースの内容の変更
RDBのリソースの削除
参照
rdbhsrscコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
rdbhsrscコマンドは、Administratorsグループに属するユーザ権限のみ実行可能です。
登録されているRDBのリソースを表示する場合は、rdbhsrscコマンドのpオプションにより表示します。
> rdbhsrsc -p RDBII rdbhsrsc DATE:2007/04/20 TIME:20/47/42 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) Resource Node Interval TimeOut RDA/SV Mode ChkTimes Action RDBSYS1 Node1 10 0 OFF Hotstandby 6 message RDBSYS1 Node2 10 0 OFF Hotstandby 6 message …
(1) RDBのリソース名 (2) ノード識別名 (3) プロセス監視間隔(単位は秒) (4) タイムアウト時間(単位は秒) (5) RDA-SVとの連携 ON :RDA-SVと連携する OFF :RDA-SVと連携しない (6) RDBシステムの利用モード Standby :スタンバイ機能を利用した運用 Hotstandby :ホットスタンバイ機能を利用した運用 (7)タイムアウトチェック回数(単位は回) (8)無応答検出時のアクション message :qdg13960wのメッセージを出力し、タイムアウト時間内に レスポンスを保証できなかったことを通知します。 failover:qdg12673uのメッセージを出力し、クラスタ切替えを行います。
登録されているRDBのリソースの内容を変更する場合は、rdbhsrscコマンドのuオプションにより行います。クラスタサービスを停止してからrdbhsrscコマンドを実行し、クラスタサービスを再起動すると、変更した値が有効になります。
rdbhsrscコマンドにより変更できる項目を、以下に示します。
プロセス監視間隔
タイムアウト時間
タイムアウトチェック回数
無応答検出時のアクション
RDA-SVとの連携
RDBシステムの利用モード
RDBのリソースのプロセス監視間隔を15秒に変更する場合
> rdbhsrsc -u -i 15
RDBのリソースのチェック回数を10回、無応答時のアクションをメッセージ出力に変換する場合
> rdbhsrsc -u -r 10 -f message
注意
クラスタサービスの運用中に、リソースの内容は変更しないでください。