Interstage シングル・サインオンのシステムは、認証基盤、業務システム、およびクライアントより構成されています。認証基盤には認証サーバ、リポジトリサーバ、およびSSOリポジトリが、業務システムには業務サーバが配置されています。
Interstage シングル・サインオンの基本的なシステム構成図は以下のとおりです。
利用者は、クライアントからWebブラウザなどを使用してシステムを利用します。
利用者がシステムを利用する方法として、以下の二つがあります。
Webブラウザで認証基盤のURLを指定する
業務システムへのアクセスに先立ち、Webブラウザで認証基盤のURLにアクセスすることにより利用者の認証を行います。認証に成功した場合に、以降の業務システムへのアクセスが可能となります。
Webブラウザで業務システムの公開URLを指定する
利用者は認証基盤を意識することなく、Webブラウザで業務システムへアクセスを行います。
利用者が認証を行っていない状態で業務システムにアクセスした場合には、Webブラウザは認証基盤のURLに自動的に導かれ、利用者の認証が要求されます。認証に成功した場合に、Webブラウザは最初に指定されたURLに自動的に導かれます。
本製品では、業務サーバの機能だけを提供しています。