本書の目的
本書は、Interstage シングル・サインオンの運用を行うために必要な環境設定、運用手順について説明しています。
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
使用するOSに関する基本的な知識
インターネットに関する基本的な知識
SSLに関する基本的な知識
Apacheに関する基本的な知識
Webサーバに関する基本的な知識
LDAP、X.500に関する基本的な知識
Javaアプリケーションを開発する場合、JAASを使用したJavaアプリケーション開発に関する基本的な知識
Active Directoryと連携する場合、Active Directoryに関する基本的な知識
他社のシングル・サインオンシステムと連携する場合、SAML V2.0に関する基本的な知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
第1章 概要
Interstage シングル・サインオンの概要やシステム構成などの概念と機能について説明します。
第2章 環境構築(業務サーバ管理者編)
Interstage シングル・サインオンの業務システムの環境構築について説明します。
第3章 運用・保守
Interstage シングル・サインオンの運用・保守について説明します。
第4章 シングル・サインオンのカスタマイズ
Interstage シングル・サインオンのカスタマイズについて説明します。
第5章 アプリケーションの開発
Interstage シングル・サインオンが提供するアプリケーションインタフェース、およびアプリケーションの開発方法について説明します。
付録A 旧バージョンの環境定義と機能について
Interstage シングル・サインオンの旧バージョンで使用していた環境定義と機能について、本バージョンとの違いや注意事項について説明します。
付録B SSOリポジトリに登録するエントリの属性
Interstage シングル・サインオンの認証、および認可に必要となるSSOリポジトリに登録するユーザ情報、ロール定義、保護リソースについて説明します。
付録C SSL通信で運用するための準備
SLL通信で運用を行う際に必要な準備作業について説明します。
付録D コンテンツのキャッシュの抑止
Webブラウザのキャッシュを抑止しないために必要な環境定義について説明します。
輸出許可
本ドキュメントを非居住者に提供する場合には、経済産業大臣の許可が必要となる場合がありますので、ご注意ください。
著作権
Copyright 2003-2013 FUJITSU LIMITED
2013年6月 第2版 |