DB2資源の配置:
DB2のデータベース、ユーザー表スペースは、それぞれ異なるディスクまたはスライスに格納してください。
DB2資源のバックアップ運用:
データベース
DB2のBACKUP DATABASEコマンドでバックアップしてください。
db2 => backup database DB名 to バックアップ先;
≪バックアップ対象のデータベース構造≫
ドライブ/ディレクトリ:CREATE DATABASEコマンドで指定されたドライブまたはディレクトリ
DB2インスタンス名:DB2インスタンスのオーナー名
データベースのパーティション番号
データベースID
データベースのデフォルト・ログ・ディレクトリー
カタログ表スペース
一時表スペース
ユーザー表スペース
ユーザー表スペース
ユーザー表スペースはファイルシステムではなく、RAWデバイスに配置してください。
表スペースについては、テーブルスペース・コンテナーもバックアップ対象になるため、本サンプルシェルスクリプトを使用してください。
AdvancedCopy Managerでバックアップします。
バックアップ対象のテーブルスペースの範囲は、AdvancedCopy Managerのバックアップ単位の範囲内にしてくだい。例えば、AdvancedCopy ManagerでLUN単位にバックアップする場合、1つのテーブルスペースは1つのLUN内に配置してください。
DB2データベースのリカバリー:
データベース停止後、DB2データベースをリストアし、データベースを再起動してください。さらに最新の状態まで復旧する場合には、DB2のリカバリ機能を使用して行ってください。
注意
データのリカバリーは、以下の順に行ってください。
データベース
ユーザー表スペース