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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

3.5.3 リストアの実行

本項では、バックアップしたボリューム/データの復元方法について説明します。

3.5.3.1 ボリューム全体のリストア

スナップショット型高速バックアップで退避したボリューム内の全データの復元は、Webコンソールおよび「8.2.2.3 swstrestore(リストア実行コマンド)」で実施できます。
リストア状態は、「8.2.2.5 swstreststat(リストア実行状況表示コマンド)」で確認できます。

注意

  • 一般ファイルシステムに対してリストアする場合は、業務を停止してください。

  • ボリュームグループのリストアには注意事項があります。「3.1.3.1 ボリュームグループのリストアの処理」を必ずお読みください。

  • リストア先ボリュームを、バックアップ元の業務ボリュームと異なるボリュームに変更する場合は、通常と異なる手順が必要です。手順の詳細は、「9.1.4 リストアの注意事項」を参照してください。

3.5.3.2 ファイル単位のリストア

ファイル単位のリストア手順は、以下のとおりです。なお、ファイル単位のリストアは、Webコンソールから実施できません。

  1. バックアップボリュームをマウントします。バックアップボリュームをマウントするには、特別な手順が必要です。また、バックアップボリュームをマウントすると、通常のリストアの手順にも考慮が必要です。詳細は、「9.1.4 リストアの注意事項」を参照してください。バックアップボリュームは、履歴一覧画面/「8.2.2.6 swsthistdisp(履歴情報表示コマンド)」で確認してください。

  2. cpコマンドで、リストアしたいファイルを複写します。

  3. バックアップボリュームをアンマウントします。