ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V11.1.0  セットアップガイド
FUJITSU Software

3.8 RDBディクショナリの作成

データベース環境を作成するためにRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルを作成します。RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルの作成は、rdbcrdicコマンドで行います。

RDBディクショナリは、rdbcrdicコマンド実行時に、ファイル名またはローデバイス名を指定して作成してください。

RDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル内のRDBDIRSPACE1およびRDBDIRSPACE2で指定したディレクトリに、DIR_FILE1、DIR_FILE2というファイル名で自動的に作成されます。

RDBディクショナリを作成し、RDBディクショナリの定義操作を行ったあとは、リカバリに備えてRDBディクショナリの退避データを取得しておく必要があります。

参照

退避データ取得の詳細については、“RDB運用ガイド”を参照してください。

RDBディクショナリは、システム表と呼ばれるデータベースの定義情報を管理するいくつかの表から構成されています。システム表はrdbcrdicコマンドのaオプションにより割り付けることができます。システム表以外の空き領域は、追加割当てを行う場合に使用します。

RDBディクショナリを、60メガバイトの容量で、D:\SFWD\RDB\USR\DIC\DICTIONARYに作成する場合

> rdbcrdic -f D:\SFWD\RDB\USR\DIC\DICTIONARY -c 70M -a 60M