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C.3.1 入力スタイルの指定

フィールド系部品(JFFieldクラスの継承クラス)と埋め込みフィールド部品(JFFieldFilledクラス)の入力スタイルの指定について説明します。

以前のバージョンでは、入力スタイルの指定を有効にするには、JBKインストール時に「日本語入力機能の補完」を選択する必要がありました。当バージョンでは、Java2で正式にサポートされたインプットメソッドフレームワークを利用しているため、「日本語入力機能の補完」を行わなくても入力スタイル指定が有効になります。

ただし、インプットメソッドフレームワークに対応したことにより、コンポーネント上で編集(STYLE_OVER_THE_SPOT)が指定された場合、入力中の文字列の表示が、以下のように変更されます。

テキスト編集部品に定義されている識別子

入力中の文字列の表示形式

JBK V1.1、V1.2

JBK V2.0

STYLE_DEFAULT_POSITION

日本語入力システムのデフォルトの位置で編集を行います。

入力中の文字列はデスクトップウィンドウの左下の変換ウィンドウ上に表示されます。

JBK V1.1、V1.2と同様

STYLE_OVER_THE_SPOT

コンポーネント上で編集を行います。

入力中の文字列は、テキスト編集部品のキャレット位置に表示される変換ウィンドウ上に表示されます。

コンポーネント上で編集を行います。

入力中の文字列は、テキスト選択部品のキャレット位置以降に、下線あるいは反転した状態で強調表示されます。