不必要なフォルダの削除について
インストール中に[キャンセル]をクリックして処理を中断した場合などは、本製品のインストール先として指定したインストールフォルダが残ることがあります。必要に応じて削除してください。
インストール前の作業で、ターミナルサービスをインストールモードに変更した場合は、以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスを実行モードに変更してください。
CHANGE USER /EXECUTE
実行モードへの変更は、インストール後、直ちに行ってください。
オンラインマニュアルについて
Javaアプリケーションの開発に必要な最小限度のInterstage Studioオンラインマニュアルがインストールされます。その他のInterstage Studioオンラインマニュアルは、Interstage Studioのインストール後にインストールすることができます。詳細につきましては、『Interstage Studio Standard-J Edition ソフトウェア説明書』でご確認ください。
アプリケーションサーバインストール時には、アプリケーションサーバの管理に必要なサービス(基盤サービス)が停止した状態になっています。Interstage Java EE管理コンソールなどアプリケーションサーバの機能を使用する場合には、Interstage基盤サービス操作ツールを用いて事前にサービスを起動してからご使用ください。
Interstage基盤サービス操作ツールを起動するには、スタートメニューの[すべてのプログラム] > [Interstage Studio V11.1] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択します。Interstage基盤サービス操作ツールの詳細は、ツール画面の[ヘルプ]をクリックして表示されるヘルプドキュメントを参照してください。
インストール資源のセキュリティ強化
Interstage Studioでは、一般ユーザによる資源の改ざんを防ぐために、NTFS形式のドライブにインストールした場合、インストール資源のアクセス権を変更することができます。
issetfoldersecurityコマンドを使用して、Interstage Studioのインストールフォルダ配下のフォルダおよびファイルに対して、不特定のユーザからのアクセスを防ぐ権限に変更することができます。issetfoldersecurityコマンドについては、"Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)"を参照してください。
なお、以下に示すアプリケーションサーバの各種操作を一般ユーザ(コンピュータの管理者およびAdministratorsグループに属さないメンバ)で実施する場合、Interstage Studioインストールフォルダ配下のすべてのフォルダおよびファイルに、操作を行う一般ユーザのアクセス権を設定する必要があります。この場合、issetfoldersecurityコマンドに対して、アクセス権を設定するユーザ名またはグループ名を指定してください。
CORBAサービスの以下のコマンド実行時
odlistnsコマンド
IDLcコマンド
odlistirコマンド
odwin.dllを使用したCORBAアプリケーションを使用する場合
EJBサービス運用コマンド実行時
ワークユニット管理コマンド実行時
Interstage運用API使用時
イベントサービス運用コマンド実行時
JMS運用コマンド実行時
Durable Subscription機能を使用したJMS受信アプリケーションを使用する場合
バックアップコマンド実行時
Interstage証明書環境を利用し、SSLなど署名や暗号処理を実施する場合
IJServer、IJServerクラスタ、CORBAワークユニットの作成について
動作確認用のIJServer(MyDebug/My1VMDebug)、IJServerクラスタ(MyDebugJEE)およびCORBAワークユニット(MyCORBADebug)が必要な場合は以下を参照して作成してください。
IJServer(MyDebug/My1VMDebug)が必要な場合は、"Interstage Studio ユーザーズガイド"の"J2EE1.4アプリケーションの開発について" > "J2EEアプリケーション共通事項" > "アプリケーションの動作確認を行う配備先の準備"を参照してください。
IJServerクラスタ(MyDebugJEE)が必要な場合は、Interstage Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドを使用して作成してください。詳細は、"Interstage Studio ユーザーズガイド"の"Java EE 5アプリケーション共通事項" > "タスク" > "アプリケーションの動作確認を行う配備先の準備"を参照してください。
CORBAワークユニット(MyCORBADebug)が必要な場合は、Interstage 管理コンソールまたはisaddwudefコマンドを使用して作成してください。詳細は、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"を参照してください。