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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

D.2.3 SOAPのRPC機能の利用

SOAPのRPC機能(JAX-RPC)を利用したアプリケーションを作成する場合、以下の方法があります。

共通APIを使用する方法

共通メッセージ操作APIを使用して、共通メッセージを作成します。作成した共通メッセージを、メッセージ送受信APIのパラメタとしてセットし、ISIと通信します。共通メッセージは、SOAPメッセージのSOAPボディに格納されます。
共通メッセージに設定する内容とJAX-RPCのURLは、事前に確認してください。

図D.3 共通API使用時のイメージ

スタブを使用する方法

アプリケーション開発時は、スタブに対して必要な項目を設定します。スタブは、ISIが準備したWSDLから生成します。
設計に必要な項目は、共通メッセージに設定するシーケンス名などです。また、ISIサーバのJAX-RPCのURLを確認します。URLは、WSDLファイルの“soap:address要素のlocation属性”に設定されています。
スタブ(共通メッセージ)に設定する内容およびURLは、事前に確認してください。

図D.4 スタブ使用時のイメージ