ルーティング定義は、サービス利用側から受信したメッセージの内容によって、接続するインバウンドサービスエンドポイント、アウトバウンドサービスエンドポイント、シーケンスを特定するための情報(振分け条件とサービスエンドポイント、シーケンス)を定義します。1サービスを1ファイルで定義します。
ルーティング定義には、以下のルーティングタイプがあります。
インバウンドルーティング
アウトバウンドルーティング
シーケンスルーティング
振分け条件は、ルーティング定義内に定義された順番で判断されます。指定された位置に判断するデータが存在しない場合は、次の振分け条件に移ります。
インバウンドルーティング
接続するインバウンドサービスエンドポイントを特定するための情報(振分け条件と接続するインバウンドサービスエンドポイント)を定義します。
共通APIを使用することなく(サービスエンドポイント名を指定できない場合)、ISIサーバに接続する場合に利用します。
図A.7 ルーティング定義(インバウンドルーティング)のリンク関係
アウトバウンドルーティング
接続するアウトバウンドサービスエンドポイントを特定するための情報(振分け条件と接続するアウトバウンドサービスエンドポイント)を定義します。
図A.8 ルーティング定義(アウトバウンドルーティング)のリンク関係
シーケンスルーティング
実行するシーケンスを特定するためのルーティング情報(振分け条件と実行するシーケンス)を定義します。
図A.9 ルーティング定義(シーケンスルーティング)のリンク関係