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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

6.4.1 WebSphere MQのキューからメッセージを受信する

MQアダプタを使用してWebSphere MQのキューからメッセージを受信するための定義は以下のとおりです。

  1. インバウンドルーティングの作成

    受信したWebSphere MQのメッセージをもとにインバウンドサービスエンドポイントを決定するため、インバウンドルーティングを作成します。

    詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“ルーティングを操作する”を参照してください。

    作成したインバウンドルーティング名はインバウンドMQアダプタ設定ファイルに指定します。インバウンドMQアダプタ設定ファイルにインバウンドルーティング名を指定するには、以下の2つの方法があります。


    • esisetup_mqrcvコマンドの引数に指定する

    • インバウンドMQアダプタ設定ファイルを直接編集する


    esisetup_mqrcv コマンドについては、“ISI リファレンス”の“esisetup_mqrcv”コマンドを参照してください。

    インバウンドMQアダプタ設定ファイルについては、“ISI 導入ガイド”の“MQアダプタ利用時の設定”を参照してください。

  2. インバウンドサービスエンドポイントの作成

    サービス利用側からISIを実行するため、インバウンドサービスエンドポイントを作成します。インバウンドサービスエンドポイントの接続方式は“MQ”を選択します。

    詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“サービスエンドポイントを操作する”を参照してください。

  3. シーケンスの作成

    サービスと連携するためのシーケンスを作成します。

    詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“シーケンスを操作する”を参照してください。

作成した定義はサーバへ登録・配置してください。登録・配置の詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“ISIサーバに定義を登録・配置する”を参照してください。

WebSphere MQのキューからのメッセージ受信を確認するには、WebSphere MQのキューにテストメッセージを書き込み、シーケンスが正しく実行されることを確認してください。
WebSphere MQのキューにテストメッセージを書き込む方法は、WebSphere MQの関連マニュアルを参照してください。
シーケンスが正しく実行されたかどうかは、ISI運用管理コンソールから確認できます。詳細は、“ISI 運用ガイド”の“実行モニタ”を参照してください。