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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

3.4.1 クラスの作成

シーケンスエンジンから実行されるクラスを作成します。

表3.1 クラスの機能一覧

メソッドの種別

クラス名

メソッド名

パラメタ

復帰値

-

user.function.Calculator

-

-

-

execute

-

addition

long numA
long numB

long

  1. クラスとメソッドを作成します。以下のサンプルコードを作成します。
    指定例

    package user.function;
    public class Calculator {
    
            /* executeで呼び出すメソッド */
            public long addition(long numA, long numB) {
                     return numA + numB;
           }
    }

  2. 作成したクラスをコンパイルします。classファイルが生成されます。
    コンパイル方法は、ご使用の開発環境、またはjavacコマンドの使用方法を確認してください。

  3. 生成したclassファイルを含むjarファイルを作成します。jarファイルの生成には、JDKに同梱されているjarコマンドを使用します。

ポイント

  • Interstage Studioを利用してメディエータファンクションのユーザプログラムを作成できます。
    使用するプロジェクトは、“Java プロジェクト”です。

  • ユーザプログラムでシーケンスをエラーで終了させたい場合は、ユーザプログラムのメソッド内で例外をスローしてください。