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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

2.1 SOAPを利用してISI呼び出しを行うアプリケーションの開発

SOAPを利用してISI呼び出しを行うアプリケーションは、次の条件を満たすWebサービスクライアントとして作成します。

Webサービスクライアントがすでに存在する場合

アプリケーションの開発は不要で、送信先URLをISIのSOAPアダプタにすることでISIを呼び出すことができます。送信先URLは以下の形式になります。

Webサービスクライアントを開発する場合

ISIのWSDLエクスポート機能でWSDLファイルを生成し、WSDLファイルからWebサービスクライアントを生成する機能を用いて開発を行います。WSDLファイルからWebサービスクライアントを生成する機能はInterstage Application Serverの“iswsgen”コマンドやApache Axisなどがあります。

エラー発生時の動作

ISIサーバでエラーが発生した場合、以下の形式のSOAPFaultを返却します。

項目名

設定値

faultcode

soapenv:Server

faultstring

エラー原因

SOAPFaultの例を示します。

<soapenv:Envelope xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
 <soapenv:Body>
   <soapenv:Fault>
        <faultcode>soapenv:Server</faultcode>
        <faultstring>errorcode=SOAP-MSG-41002, message=サービスエンドポイント情報が取得できませんでした。[サービスエンドポイント名=xxx]</faultstring>
   </soapenv:Fault>
 </soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>