ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.5.0 解説書
FUJITSU Software

C.1 定義を分けた構成

ISIサーバごとに利用するISI定義を分けて運用することで、同じサーバ上で運用される他のISIサーバの処理に影響を与えることなく、ISI定義の追加や修正を行うことができます。

ISI定義を分けることのできる単位は、ISI構成単位です。ISI構成は、1つのISIサーバとアダプタで構成されます。

図C.1 定義を分けて運用するISI構成の例

分けることが可能なISI定義は、以下のとおりです。

本機能は以下の連携の場合に利用することができます。

CORBAアダプタで受信したメッセージをSOAPアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

図C.2 CORBAアダプタで受信したメッセージをSOAPアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

SOAPアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

ISIサーバとSOAPアダプタを1つのワークユニット上で動作させる構成です。

図C.3 SOAPアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

カスタムアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

カスタムアダプタは、IJServer上で動作する必要があります。

図C.4 カスタムアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)

CORBAアダプタで受信したメッセージをカスタムアダプタで送信する場合 (同期メッセージング構成)

カスタムアダプタは、IJServer上で動作する必要があります。

図C.5 CORBAアダプタで受信したメッセージをカスタムアダプタで送信する場合 (同期メッセージング構成)

注意

本運用では、以下のメディエーション機能は利用できません。

  • SQC連携機能

  • BPM Analytics連携