ISIサーバごとに利用するISI定義を分けて運用することで、同じサーバ上で運用される他のISIサーバの処理に影響を与えることなく、ISI定義の追加や修正を行うことができます。
ISI定義を分けることのできる単位は、ISI構成単位です。ISI構成は、1つのISIサーバとアダプタで構成されます。
図C.1 定義を分けて運用するISI構成の例
分けることが可能なISI定義は、以下のとおりです。
シーケンス定義
サービスエンドポイント定義
ルーティング定義
メディエータファンクション定義
本機能は以下の連携の場合に利用することができます。
図C.2 CORBAアダプタで受信したメッセージをSOAPアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)
ISIサーバとSOAPアダプタを1つのワークユニット上で動作させる構成です。
図C.3 SOAPアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)
カスタムアダプタは、IJServer上で動作する必要があります。
図C.4 カスタムアダプタで受信したメッセージをCORBAアダプタで送信する場合(同期メッセージング構成)
カスタムアダプタは、IJServer上で動作する必要があります。
図C.5 CORBAアダプタで受信したメッセージをカスタムアダプタで送信する場合 (同期メッセージング構成)
注意
本運用では、以下のメディエーション機能は利用できません。
SQC連携機能
BPM Analytics連携