業務の設計
業務の明確化
システムが実行する業務の以下の内容について明確にします。また、業務の内容に伴い、実際のシステム構築とアプリケーションの設計に関連する要素を抽出します。
業務要件
業務で取り扱うデータの規模、種類など
期待する業務の処理時間、ビジネス・プロセスの処理時間など
業務を実現するためのBPEL定義(ビジネス・プロセスの種類)数など
1日に実行するビジネス・プロセス数など
サービスの設計
明確化した業務の内容を、実際に動作するBPEL定義、Webサービスにマッピングします。
アクセス権限の設計
以下に示す2つの権限について、アプリケーション開発時、および運用時にどのユーザに権限を与えるかを設計します。
権限 | 概要 |
---|---|
システム管理者 |
|
Interstage運用者 |
|
システムの設計
ハードウェア環境の設計
業務の設計で抽出した要素にもとづいて、ハードウェアを選定します。また、業務を開発するサーバと業務を運用するサーバを個別に構築する場合は、それぞれのサーバについて設計する必要があります。
Interstage Service Integratorが要求するサーバのディスク容量については“ISI 導入ガイド”の“運用設計編”の“動作環境”を参照してください。
また、ビジネス・プロセス実行環境はInterstage Service Integratorが要求する資源に加え、以下の資源を必要とします。
ディスク容量
以下の機能に対してディスク容量が必要となります。
BPEL定義の配備
BPEL定義の配備については、“アプリケーション開発ガイド”の“BPEL機能のアプリケーション開発”の“BPEL定義の開発”の“ビジネス・プロセス実行環境への配備”を参照してください。
ログの格納
ログについては、“アプリケーション開発ガイド”の“BPEL機能のアプリケーション開発”の“BPEL定義の開発”の“ビジネス・プロセス実行環境のログ設定”を参照してください。
BPEL定義のシミュレーション実行時のWebアプリケーションの折り返し定義
BPEL定義のシミュレーション実行時のWebアプリケーションの折り返し定義については、“アプリケーション開発ガイド”の“BPEL機能のアプリケーション開発”の“BPEL定義のシミュレーション実行”を参照してください。
メモリ使用量
メモリ使用量については、アプリケーション開発ガイド”の“BPEL機能のアプリケーション開発”の“BPEL定義の開発”の“ビジネス・プロセス実行環境のチューニング”を参照してください。
ソフトウェア環境の設計
ビジネス・プロセス実行環境の個数など、実行環境を設計します。