資源配付使用時は、資源配付クライアントに以下の領域が必要です。
DRMS管理ファイルの領域
作業領域
DRMS管理ファイルの見積もり式
資源配付機能を使用する場合にDRMS管理ファイルとして必要なディスク容量の算出式は、以下のとおりです。
クライアントのDRMS管理ファイル容量(KB) = |
以下の条件を前提としています。
圧縮指定で登録した資源は、圧縮後のデータ量となります。
項目ごとの見積もり式は以下のとおりです。
管理情報の領域 = |
メンテナンス版数:該当サーバで受信または登録されている共通メンテナンス版数と個別メンテナンス版数の合計です。
資源グループ数:該当サーバで受信または登録されている資源グループの合計です。
自システムの資源領域 = 受信総世代の総データ量 × 1.2 |
受信総世代:資源グループ、共通メンテナンス版数、および個別メンテナンス版数の、すべての世代のことです。
資源領域の資源は、受信した資源が対象となります。複数世代を一度にダウンロードする場合には、すべての世代のデータ量を足した分の容量が必要になります。
資源は、以下の契機で削除されます。
適用が正常に完了した場合
受信で異常が発生した場合
ロギング情報の領域 = 2268 |
インベントリ情報の領域 = |
ソフトウェア辞書の容量は、1ソフトウェアあたり、0.1~0.5KB必要です。必要な容量は、ソフトウェア辞書に登録する情報内容により変動します。
作業領域の見積もり
使用場所が“指定の作業領域”の場合は、“環境変数TMP”に設定する領域を作業領域として利用します。
作業領域で作成したファイル、ディレクトリは、処理が終了した時点で削除されます。
資源配付機能を使用する場合に必要な作業領域(ディスク容量)の算出式は以下のとおりです。アップロード時および適用時のデータ量は、世代単位のデータ量です。ダウンロード時のデータ量は、今回ダウンロードする複数世代のデータ量の合計です。資源を圧縮指定で登録していない場合は、データ量を登録時のデータ量で計算します。
クライアントの資源配付作業領域容量(KB) = 下記の作業容量の最大値 |
処理フェーズ | 使用場所 | 作業容量 |
---|---|---|
サーバへの資源アップロード時 | 指定の作業領域 | [資源未圧縮時] [資源圧縮時] |
サーバからの資源ダウンロード時 | 指定の作業領域 | 受信時に管理ファイル内に格納できないデータ量 |
資源適用時 | 指定の作業領域 | [資源圧縮時] [資源未圧縮時] |
移入時 | 指定の作業領域 | [メンテナンス版数] [個別資源] |
資源数は、資源グループの1世代に含まれるファイル数です。