Systemwalker Centric Managerの機能を停止するために、pcentricmgrコマンドを入力します。
pcentricmgrコマンドで、Systemwalker Centric Managerの各機能のサービスプログラム、またはデーモンを停止します。
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr |
【Solaris版/Linux版】
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
pcentricmgr(サービス/デーモンの停止コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
注意
コマンド実行時に出力されるメッセージについての注意事項【Solaris版/Linux版】
運用管理サーバでpcentricmgrコマンド実行時に、以下のメッセージが出力されコマンドが終了することがあります。
An error occurred in communication infrastructure. Specify the force termination option (-halt) and execute the command again. |
これは、Systemwalker Centric Manager の通信基盤機能に異常が発生し、通常の停止を行えない状態であることを意味します。
このメッセージが出力された場合には、以下の復旧手順を実行してください。
※Interstage共存時は事前にInterstageを停止してください。
Systemwalker Centric Manager を強制停止します。
pcentricmgr -halt |
通信基盤機能を強制終了します。
【Solaris版】
/opt/FSUNod/bin/OD_kill |
【Linux版】
/opt/FJSVod/bin/OD_kill |
通信基盤のサブプロセス CosNaming_s のプロセスIDを確認します。
ps -ef | grep CosNaming_s |
第2カラムに出力される数字が通信基盤サブプロセスのプロセスIDです。
通信基盤のサブプロセスを強制終了します。
プロセスIDには、3で確認したプロセスIDを指定します
kill プロセスID |
通信基盤の未回収資源を回収します。
【Solaris版】
/opt/FSUNod/bin/odrmipc |
【Linux版】
/opt/FJSVod/bin/odrmipc |
Systemwalker Centric Manager を起動します。
scentricmgr |
pcentricmgrコマンドを実行しても、性能監視のサーバ性能情報を収集する性能監視システム性能収集エージェントは、停止対象になりません。
pcentricmgr(サービス/デーモンの停止コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
注意
Systemwalker Centric Managerの停止についての注意事項
返答メッセージ機能デーモンの停止【Solaris版/Linux版】
pcentricmgrコマンドでは返答メッセージ機能デーモンは停止されません。返答メッセージ機能デーモン停止についての詳細は、“返答メッセージの起動/停止【Solaris版/Linux版】”を参照してください。
Systemwalker Service Quality Coordinatorを導入している場合
Systemwalker Service Quality Coordinatorの、Manager、またはAgentを導入し、Systemwalker Centric ManagerのRDBシステム(RDBシステム名:CENTRIC)を性能監視している場合は、Systemwalker Centric Managerの停止を行う前にSystemwalker Service Quality Coordinatorを停止するなどして、Systemwalker Centric Manager RDB システムの性能情報収集処理を停止してください。
詳細は、Systemwalker Service Quality Coordinatorのマニュアルを参照してください。