JIS X 0213:2004環境を利用する場合の注意について説明します。この注意事項は、以下のWindows OSに適用されます。
Windows 8
Windows 7
Windows Vista
Windows Server 2012
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2
JIS X 0213:2004で新規に追加された文字を以下に指定しないでください。
コンピュータ名
GUI画面
コマンドのオプション
APIのパラメタ
Systemwalkerスクリプトのスクリプトファイル、入力データ
イベントログに、JISX 0213:2004文字が出力された場合、以下のGUI画面以外・各コマンドの出力結果・各APIへの出力結果には、JISX 0213:2004文字が“&#xYYYY; ”(YYYYはUnicodeの16進数表記です。)と出力されます。
例)JISX 0213:2004文字である“叱”( Unicodeでは0x20B9F)という文字が含まれる“メッセージ叱です。”というメッセージの場合、以下のようになります。
メッセージ𠮟です。 |
Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧
監視イベント詳細画面:メッセージ欄
監視イベントの状態変更画面:メッセージ欄
JISX 0213:2004文字を含むメッセージを[イベント監視の条件定義]の[特定する条件]に定義する場合は、JISX 0213:2004文字が現れる場所を“.* ”に置き換えて定義してください。
例)“メッセージ叱です。”というメッセージを定義する場合は、“メッセージ.*です。.”と定義してください。
ポイント
Microsoft IMEやその他のIMEの設定で JIS X 0213:2004文字の入力を制限できる場合があります。設定方法や詳細については各IMEのドキュメントを参照してください。