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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

10.2.2 ビュー表

実表AUDITを参照するビュー表を示します。

AUDIT_TRAIL_SESSION

ビュー表AUDIT_TRAIL_SESSIONの構成と出力情報を以下の表に示します。

表10.3 ビュー表AUDIT_TRAIL_SESSIONの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

アプリケーションのCONNECT時の利用者名
アプリケーションのDISCONNECT時の利用者名

PROCESS_ID

INT

プロセスID

  

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注1)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション

ACCESS_TIME

TIMESTAMP

アクセス時刻

列ACCESS_TYPEの値により、以下の意味となります。
N: アプリケーションのCONNECT文の実行時刻
D: アプリケーションのDISCONNECT文の実行時刻
C: RDBコマンドの実行時刻

MILLI_SEC

SMALLINT

ACCESS_TIMEの補助情報

ACCESS_TIMEのミリ秒の桁を表します。

ACCESS_TYPE

CHAR(1)

アクセス種別

N: アプリケーションのCONNECT 文の実行
D: アプリケーションのDISCONNECT文の実行
C: RDBコマンドの実行

SELECT_SUCCESS

INT

SELECT文の実行の成功回数

(注2)

SELECT_FAIL

INT

SELECT文の実行を試みたが権限チェックにより失敗した回数

(注2)

UPDATE_SUCCESS

INT

UPDATE文の実行の成功回数

(注2)

UPDATE_FAIL

INT

UPDATE文の実行を試みたが権限チェックにより失敗した回数

(注2)

DELETE_SUCCESS

INT

DELETE文の実行の成功回数

(注2)

DELETE_FAIL

INT

DELETE文の実行を試みたが権限チェックにより失敗した回数

(注2)

INSERT_SUCCESS

INT

INSERT文の実行の成功回数

(注2)

INSERT_FAIL

INT

INSERT文の実行を試みたが権限チェックにより失敗した回数

(注2)

CALL_SUCCESS

INT

CALL文の実行の成功回数

(注2)

CALL_FAIL

INT

CALL文の実行を試みたが権限チェックにより失敗した回数

(注2)

MAX_MEM

INT

セションが使用した最大メモリ量

(注2)
単位: メガバイト

MAX_WORK

INT

セションが使用した最大作業用ファイル量

(注2)
単位: メガバイト

MAX_TRAN_MEM

INT

セションが使用した最大トランザクション用メモリ量

(注2)
単位: キロバイト

MAX_TRAN_TIME

INT

セションが使用した最大トランザクション時間

(注2)
単位: 秒

AUTH_CHECK

CHAR(1)

CONNECT文実行時の認証の結果

S: 成功
F: 失敗

CLIENT_INF

CHAR(64)

クライアント情報

(注2)

Interstage Application Serverと連携している場合、Webサーバ接続情報が設定されます。(注3) (注4)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

MODULE_INF

CHAR(64)

モジュール情報

(注2)

Interstage Application Serverと連携している場合、IJServer名が設定されます。(注3) (注5)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

ACTION_INF

CHAR(64)

アクション情報

空白が設定されます。

CONNECTION_ID

CHAR(22)

コネクションID

RDBシステム内で一意な値が設定されます。

AUTH_ERR_CAUSE

VCHAR(32000)

認証失敗の理由

PASSWORD_ERR:
パスワードに誤りがある。
NULL_PASSWORD:
パスワードが設定されていない。またはNULLパスワードが指定されている。
USER_NOTFOUND:
利用者が登録されていない。
PASSWORD_TIME_LIMIT:
パスワードの期限が切れている。
PASSWORD_LOCK:
パスワードがロックされている。

注1) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

注2) 列“ACCESS_TYPE”の値が‘D’の場合のみ意味を持ちます。

注3) 設定される情報の形式は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注4) クライアント情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”は、クライアント情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

注5) モジュール情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”は、モジュール情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

AUDIT_TRAIL_ACCESS

ビュー表AUDIT_TRAIL_ACCESSの構成と出力情報を以下の表に示します。

表10.4 ビュー表AUDIT_TRAIL_ACCESSの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

  

PROCESS_ID

INT

プロセスID

  

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注1)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション
C: RDBコマンド

ACCESS_TIME

TIMESTAMP

処理の実行時刻

  

MILLI_SEC

SMALLINT

ACCESS_TIMEの補助情報

ACCESS_TIMEのミリ秒の桁を表します。

EVENT

CHAR(8)

実行した処理

SELECT: 参照
DELETE: 削除
UPDATE: 更新
INSERT: 挿入
CALL: ルーチン実行
COMMIT: COMMIT文
ROLLBACK: ROLLBACK文

PRIV_CHECK

CHAR(1)

権限チェックの結果

S: 成功
F: 失敗

CLIENT_INF

CHAR(64)

クライアント情報

Interstage Application Serverと連携している場合、Webサーバ接続情報が設定されます。(注2) (注3)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

MODULE_INF

CHAR(64)

モジュール情報

Interstage Application Serverと連携している場合、IJServer名が設定されます。(注2) (注4)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

ACTION_INF

CHAR(64)

アクション情報

空白が設定されます。

CONNECTION_ID

CHAR(22)

コネクションID

RDBシステム内で一意な値が設定されます。

ACCESS_OBJECT

VCHAR(32000)

対象資源名

  

注1) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

注2) 設定される情報の形式は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注3) クライアント情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”は、クライアント情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

注4) モジュール情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”は、モジュール情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

AUDIT_MANAGE

ビュー表AUDIT_MANAGEの構成と出力情報を以下の表に示します。

注意

RDBコマンドを実行した場合は、RDBコマンド開始時と終了時の2つの監査ログが出力されます。
また、rdbddlexコマンドを実行した場合、RDBコマンド開始時、入力ファイル中の各定義文、およびRDBコマンド終了時の3つ以上の監査ログが出力されます。

表10.5 ビュー表AUDIT_MANAGEの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

管理者のログイン名

PROCESS_ID

INT

プロセスID

  

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注1)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション
C: RDBコマンド

ACCESS_TIME

TIMESTAMP

処理の実行時刻

  

MILLI_SEC

SMALLINT

ACCESS_TIMEの補助情報

ACCESS_TIMEのミリ秒の桁を表します。

RESULT

CHAR(1)

RDBコマンドまたは実行したSQL文の実行結果

S: 成功
F: 失敗
(注2)

STATEMENT

VCHAR(32000)

実行したSQL文またはRDBコマンドの引数文字列

(注3) (注4)

注1) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

注2) RDBコマンド開始時の監査ログでは、空白が設定されます。

注3) RDBコマンド終了時の監査ログでは、空白が設定されます。

注4) データ長が32000バイトを超える場合、先頭から32000バイト分だけが格納されます。

AUDIT_ERROR

ビュー表AUDIT_ERRORの構成と出力情報を以下の表に示します。

表10.6 ビュー表AUDIT_ERRORの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

(注1)

PROCESS_ID

INT

プロセスID

(注1)

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注2)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注2)

(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション
C: RDBコマンド

(注1)

ACCESS_TIME

TIMESTAMP

事象の発生時刻

  

MILLI_SEC

SMALLINT

ACCESS_TIMEの補助情報

ACCESS_TIMEのミリ秒の桁を表します。

MESSAGE

VCHAR(32000)

メッセージ

  

注1) エラーに関する情報の内容によっては0または空白が設定される場合があります。

注2) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

AUDIT_SQL

ビュー表AUDIT_SQLの構成と出力情報を以下の表に示します。

表10.7 ビュー表AUDIT_SQLの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

  

PROCESS_ID

INT

プロセスID

  

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注1)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション
C: RDBコマンド

ACCESS_TIME

TIMESTAMP

SQL文またはRDBコマンドの実行完了時刻

  

MILLI_SEC

SMALLINT

ACCESS_TIMEの補助情報

ACCESS_TIMEのミリ秒の桁を表します。

CLIENT_INF

CHAR(64)

クライアント情報

Interstage Application Serverと連携している場合、Webサーバ接続情報が設定されます。(注2) (注3)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

MODULE_INF

CHAR(64)

モジュール情報

Interstage Application Serverと連携している、IJServer名が設定されます。(注2) (注4)
Interstage Application Serverと連携していない場合、空白が設定されます。

ACTION_INF

CHAR(64)

アクション情報

空白が設定されます。

CONNECTION_ID

CHAR(22)

コネクションID

RDBシステム内で一意な値が設定されます。(注5)

SQL_HASH

CHAR(24)

SQL文のハッシュ値

(注5)

STATEMENT_ID

INT

実行ごとのSQL文ID

コネクション内で一意な値が設定されます。(注6)

REF_STATEMENT_ID

INT

位置づけSQL文ID

UPDATE文:位置づけ、またはDELETE文:位置づけの場合に、カーソルを位置づけたOPEN文のSTATEMENT_IDが設定されます。
(注6) (注7)

ROWS_PROCESSED

INT

処理結果件数

(注8)

ELAPSED_TIME

INT

SQL文またはRDBコマンドの処理時間

  

ELAPSED_MILLI_SEC

SMALLINT

ELAPSED_TIMEの補助情報

ELAPSED_TIMEのミリ秒の桁を表します。

EXECUTIONS

INT

実行回数

SQL文を翻訳してからの実行回数の総数を表します。
(注9)

SQL_TEXT

VCHAR(32000)

SQL文またはXML検索式

アプリケーションから実行したSQL文またはrdbunlxコマンドのXML検索式を出力します。出力するSQL文は以下のとおりです。

  • OPEN文、または単一行SELECT文

  • DELETE文

  • UPDATE文

  • INSERT文

  • CALL文

(注10) (注11)

注1) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

注2) 設定される情報の形式は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注3) クライアント情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_CLIENT_INF_PROC”は、クライアント情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

注4) モジュール情報は、Interstage Application Serverのセキュリティ監査証跡機能を利用した場合に、アプリケーションからgetConnectionを実行したタイミングでInterstage Application Serverが自動的に設定します。
Interstage Application Serverは、プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”を実行して情報を設定します。
プロシジャルーチン実行前には、情報は設定されません。
プロシジャルーチン“RDBII_SYSTEM.RDBII_MODULE_INF_PROC”は、モジュール情報を設定するためのSymfoware/RDBが定義したプロシジャルーチンです。

注5) RDBコマンドの場合は、空白が設定されます。

注6) RDBコマンドの場合は、0が設定されます。

注7) UPDATE文:位置づけ、またはDELETE文:位置づけ以外の場合は、0が設定されます。

注8) CALL文の場合は、0が設定されます。

注9) アプリケーションに指定したSQL文の数がMAX_SQLに指定した値を超えた場合、SQL文の実行情報が破棄されるため、SQL文が再度翻訳されます。したがって、過去に同じSQL文が実行されていても1からカウントされます。

注10) プロシジャルーチン内のSQL文、および被トリガSQL文は出力しません。

注11) データ長が32000バイトを超える場合、先頭から32000バイト分だけが格納されます。

AUDIT_SQLBIND

ビュー表AUDIT_SQLBINDの構成と出力情報を以下の表に示します。

表10.8 ビュー表AUDIT_SQLBINDの構成と出力情報

列名

データ型

情報の意味

補足説明

SYSTEM_NAME

CHAR(8)

RDBシステム名

  

USER_NAME

CHAR(128)

利用者名

  

PROCESS_ID

INT

プロセスID

  

MODULE_NAME

CHAR(34)

モジュール名

アプリケーションのロードモジュール名が15バイトを超える場合は、先頭の15バイトのみ

  • アプリケーション
    アプリケーションのロードモジュール名/コネクション名

  • トランザクションモニタ配下のアプリケーション
    データベース名/コネクション名

  • TCP/IP接続のアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/コネクション名または接続端末のホスト名/コネクション名(注1)

  • RDBコマンド
    RDBコマンド名

  • ODOS連携のODBCアプリケーション
    接続端末のIPアドレス/データソース名、接続端末のホスト名/データソース名、またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名(注1)

MODULE_KIND

CHAR(1)

ロードモジュール種別

A: アプリケーション

CONNECTION_ID

CHAR(22)

コネクションID

RDBシステム内で一意な値が設定されます。

STATEMENT_ID

INT

実行ごとのSQL文ID

コネクション内で一意な値が設定されます。
(注2)

SQL_BIND_VALUE

VCHAR(32000)

入力のホスト変数の値、または入力の動的パラメタ指定の値

(注3)
(注4)
(注5)
(注6)

注1) 接続端末のIPアドレスを格納するか、ホスト名を格納するかを、RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFで指定します。IPv6のネットワーク環境で運用する場合、IPアドレスの長さにより格納情報の後ろが切り捨てられます。そのため、RDBCLIENTINFパラメタで接続端末のホスト名を格納するように設定してください。

注2) CONNECTION_IDとSTATEMENT_IDを結合条件としてビュー表AUDIT_SQLとジョインすることで、SQL文と入力データを関連づけることができます。

注3) データ型に関係なく、テキスト形式で格納されます。格納形式の詳細については、“4.1.1 外部ファイルの形式”を参照してください。

注4) INSERT文のFOR句に繰り返し数を指定した場合は、以下のとおりとなります。

注5) 入力の標識変数の値は出力されません。

注6) データ長が1キロバイトを超える場合、先頭から1キロバイト分だけが格納されます。