rdbfmtコマンドにより、オンライン業務で不要になった創成済のデータベースに格納されているデータをすべて削除することができます。この場合、表のDSIに対してrdbfmtコマンドを実行した後に、関連するすべてのインデックスのDSIに対してrdbfmtコマンドを実行する必要があります。
再初期化には、自動容量拡張された領域も含めて再初期化する方法と、自動容量拡張する前の初期状態まで戻して初期化する方法があります。
参照
rdbfmtコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
rdbfmtコマンドの動作モードにmidを指定して実行します。この場合の使用例と処理を以下に示します。
$ rdbfmt -mid -i 在庫管理DB.在庫表DSI
(1) 初期割付け領域
(2) 拡張領域
注意
rdbfmtコマンドが完了した後、再初期化以前に取得した退避データを用いたメディアリカバリは実行できなくなるので、異常時に備えて対象となるデータベースの退避データを取得してください。
アプリケーションが動作中の場合は、再初期化の対象とするDSIをrdbexdsiコマンドにより運用から除外して再初期化を実行してください。
アーカイブログ運用を行っている場合、rdbfmtコマンド実行中にシステムロググループまたはユーザロググループのアーカイブログファイルが満杯になると、rdbfmtコマンドはアーカイブログが満杯の状態が解除されるまで処理待ちとなるため注意が必要です。処理待ちとなった場合、アーカイブログファイルをバックアップすることにより処理待ち状態を解除できます。
rdbfmtコマンド実行前にアーカイブログファイルの使用状況を把握し、必要に応じて強制切替えや、破棄またはバックアップのタイミングを調整してください。アーカイブログファイルの詳細については、“4.4 異常時に備えたデータのバックアップ”を参照してください。
rdbfmtコマンドの動作モードにmid、オプションにcを指定して実行します。この場合の使用例と処理を以下に示します。
$ rdbfmt -mid -i 在庫管理DB.在庫表DSI -c
(1) 初期割付け領域
(2) 拡張領域
注意
rdbfmtコマンドが完了した後、再初期化以前に取得した退避データを用いたメディアリカバリは実行できなくなるので、異常時に備えて対象となるデータベースの退避データを取得してください。
アプリケーションが動作中の場合は、再初期化の対象とするDSIをrdbexdsiコマンドにより運用から除外して再初期化を実行してください。
アーカイブログ運用を行っている場合、rdbfmtコマンド実行中にシステムロググループまたはユーザロググループのアーカイブログファイルが満杯になると、rdbfmtコマンドはアーカイブログが満杯の状態が解除されるまで処理待ちとなるため注意が必要です。処理待ちとなった場合、アーカイブログファイルをバックアップすることにより処理待ち状態を解除できます。
rdbfmtコマンド実行前にアーカイブログファイルの使用状況を把握し、必要に応じて強制切替えや、破棄またはバックアップのタイミングを調整してください。アーカイブログファイルの詳細については、“4.4 異常時に備えたデータのバックアップ”を参照してください。