大量更新を行うバッチ業務の場合は、インデックスを非活性状態にします。インデックスを非活性状態にすることにより、インデックスの更新を行いません。そのため、バッチ業務の処理効率を向上させることができます。なお、バッチ業務が使用するクライアント用の動作環境ファイルのINACTIVE_INDEX_SCANには事前にNOを指定してください。
インデックスの非活性状態への変更は、rdbalidxコマンドで行います。
$ rdbalidx -i 在庫管理DB.在庫表IXDSI1 -s INACTIVE
注意
クライアント用の動作環境ファイルのINACTIVE_INDEX_SCANにNOを指定せずにバッチ業務を実行すると、非活性状態のインデックスDSIを参照し、バッチ業務がエラーとなる場合があります。
バッチ業務と並行してオンライン業務を実行する場合は、オンライン業務を実行しているユーザに対し、バッチ業務が対象とするDSIを除外してください。DSIが除外されていない場合、非活性状態のインデックスDSIを参照し、オンライン業務がエラーとなる場合があります。
参照
rdbalidxコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
クライアント用の動作環境ファイルの詳細は、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。