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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

7.8.1 インデックスの非活性化

大量更新を行うバッチ業務の場合は、インデックスを非活性状態にします。インデックスを非活性状態にすることにより、インデックスの更新を行いません。そのため、バッチ業務の処理効率を向上させることができます。なお、バッチ業務が使用するクライアント用の動作環境ファイルのINACTIVE_INDEX_SCANには事前にNOを指定してください。

インデックスの非活性状態への変更は、rdbalidxコマンドで行います。

$ rdbalidx -i 在庫管理DB.在庫表IXDSI1 -s INACTIVE 

注意

  • クライアント用の動作環境ファイルのINACTIVE_INDEX_SCANにNOを指定せずにバッチ業務を実行すると、非活性状態のインデックスDSIを参照し、バッチ業務がエラーとなる場合があります。

  • バッチ業務と並行してオンライン業務を実行する場合は、オンライン業務を実行しているユーザに対し、バッチ業務が対象とするDSIを除外してください。DSIが除外されていない場合、非活性状態のインデックスDSIを参照し、オンライン業務がエラーとなる場合があります。

参照

  • rdbalidxコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

  • クライアント用の動作環境ファイルの詳細は、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。