データベースを使用するシステムにおいて、データベースの保守作業では、運用の停止を余儀なくするいくつかの作業がありました。したがって、データベースの保守作業を行うために、運用を停止する契機や時間について、あらかじめ綿密な計画を立てておく必要がありました。
運用の停止を必要としていた保守作業は、業務拡張および変更に伴う定義情報の変更、データベースアクセスについて性能レスポンス保証のためのデータベースの再編成、システムファイル(RDBディクショナリ、テンポラリログファイル)のリカバリなどです。Symfoware/RDBでは、以下の機能を提供することにより、運用を停止することなく、オンライン業務と並行して保守作業を行うことを可能としています。
テンポラリログファイル破壊時のフォールバック運用
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル破壊時のフォールバック運用
動的定義変更
インデックスの自動再配置
DSIの切離し
運用中のシステムファイルリカバリ
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル破壊時のフォールバック運用、および、運用中のシステムファイルのリカバリは、Symfoware Server Enterprise Extended Editionで利用できます。