本書の目的
本書は、Symfoware/RDB(Symfoware/Relational Data Base)の運用全般に関する手引書です。本書はSymfoware/RDBを管理および運用するにあたって必要な事柄を説明しています。
本書の読者
本書の対象とする読者は、データベースの基本的な事柄について理解していることを前提としています。またSymfoware/RDBに関連するOSの機能や用語についての知識も前提としています。
Symfoware Server Advanced Backup Controllerを利用する場合は、ETERNUS、AdvancedCopy Managerの知識も前提としています。
本書の構成
本書の構成と内容は以下のとおりです。
Symfoware/RDBの運用形態の選択から運用までの流れ、およびSymfoware/RDBの運用について説明しています。
データベースの完全性の保証という観点から、保守および管理の概要について説明しています。
Symfoware/RDBで行う機密保護機能について説明しています。
データベースの運用全体から見た大きな流れの中で、運用に必要な機能について説明しています。
データベースの媒体が破壊された場合の対処方法について説明しています。
誤操作を行って、データベースのデータを破壊した場合に、その操作を行う直前の状態にデータベースをリカバリする方法について説明しています。
ある業務を行う場合のSymfoware/RDBの起動から停止までの1サイクルの作業について説明しています。
データベースおよびRDBディクショナリを再構築するときの作業について説明しています。
Symfoware/RDBを運用するための環境の変更について説明しています。
監査ログの取得情報、監査ログ表の構造と監査ログの参照方法を説明しています。
データベース運用中に、システムファイルやデータベースに異常が発生した場合の対処方法について説明しています。
データベースで使用している各資源の状態を確認するために、障害情報や性能情報などの取得を行います。障害情報や性能情報などの取得方法およびコマンドの出力例を説明しています。
データベースのチューニングとして、アプリケーションの動作環境定義および性能チューニングについて説明しています。
XAインタフェースによるトランザクションモニタと連携したアプリケーションの実行について説明しています。
Symfoware Server Advanced Backup Controllerの概要と運用方法について説明しています。
XMLデータの形式について説明しています。
平成24年 7月 初版 平成24年 8月 第2版 平成24年 11月 第3版 平成25年 5月 第4版
著作権
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