ここでは、Interaction Managerが提供しているサンプルアプリケーションの起動方法について説明します。
ポイント
「1.2 利用までの手順」の「図1.2 サンプルアプリケーション利用までの流れ」の「Interaction Managerのインストール」までを完了しておいてください。インストール手順は、「導入ガイド」を参照してください。
「受注業務システム」のサンプルアプリケーションは、Java EEアプリケーションです。
サンプルアプリケーションをApplication Serverに配備します。
Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールを起動します。
Webブラウザを開いて、以下のURLを指定します。
http://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
ホスト名:本製品をインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Interstage Java EE管理コンソール用のポート番号。インストール時に設定する値で、デフォルトは12001です。
SSL暗号化通信を使用している場合は以下のURLを指定します。
https://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
注) Interstage Java EE管理コンソールを起動する前に、Application Serverが起動していることを確認してください。
Interstage Java EE管理コンソールにログインします。
Interstage Java EE管理コンソールのログイン画面で、ユーザーIDおよびパスワードを入力し、Interstage Java EE管理コンソールにログインします。
クラスタとインスタンスを新規に作成します。
[クラスタ]を選択し、[新規]をクリックします。新しいクラスタ画面で以下の値の入力および設定を行います。
項目名 | 入力値 |
---|---|
名前 | AjaxSample |
設定 | default-config |
選択している設定のコピーを作成します | 選択します。 |
次に、作成するサーバインスタンスで[新規]をクリックします。追加された列に以下のインスタンス名を入力して[了解]をクリックします。AjaxSampleクラスタが作成されます。
項目名 | 入力値 |
---|---|
インスタンス名 | instance |
クラスパスを設定します。
[クラスタ]の一覧から、[AjaxSample-config]をクリックします。次に、[構成設定]画面で、[JVMの設定]をクリックします。
[パス設定]タブを選択し、[クラスパスのサフィックス]に以下の値を指定して[保存]をクリックします。
項目名 | 入力値 |
---|---|
クラスパス |
|
サンプルアプリケーションの配備と起動を行います。
[クラスタ]> [AjaxSample]を選択し、[アプリケーション]タブで[配備]をクリックします。
[エンタープライズアプリケーション/モジュールを配備]画面で以下の設定を行います。
項目名 | 入力値 |
---|---|
タイプ | Webアプリケーション(.war) |
場所 | [Application Serverからアクセス可能なローカルのパッケージファイルまたはディレクトリ]をチェックする。 |
|
[了解]をクリックします。Webアプリケーションが配備されます。
クラスタの起動します。
[クラスタ]>[AjaxSample]を選択し、[一般]タブで[クラスタの起動]をクリックします。
クラスタが起動します
Application Serverに配備したサンプルアプリケーションを起動します。
サンプルアプリケーションを起動します。
Webブラウザを起動し、以下のURLを指定します。
http://ホスト名:ポート番号/order/main.jsp
ホスト名:本製品をインストールしたサーバのホスト名
ポート番号:本製品をインストールしたサーバのポート番号(80の場合は省略可能)
サンプルアプリケーションにログインします。
[Ajaxサンプル]画面(ログイン画面)で、任意のユーザーIDとパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。
「受注業務システム」が表示され、入力したユーザーIDが画面右上に表示されます。