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Interstage Interaction Manager V10 導入ガイド
Interstage

5.4 セットアップ後の作業

セットアップ後に必要な作業について説明します。

ログの環境設定

ポータル機能は、セットアップ管理者へ通知すべき「エラー情報」、「警告情報」および「経過情報」を実行ログとして、syslogに出力します。

syslogに実行ログを出力するために、以下の設定を行ってください。

/etc/default/syslogdの編集

以下のように、「LOG_FROM_REMOTE」の変更を行います。

LOG_FROM_REMOTE=YES
syslogの再起動

以下のコマンドを実行し、syslogを再起動します。

  • Solaris 9の場合

    /etc/init.d/syslog stop
    /etc/init.d/syslog start
  • Solaris 10および Solaris 11の場合

    /usr/sbin/svcadm restart svc:/system/system-log:default

異常時のコネクション再接続の設定

Interstage Application Serverで、異常時のコネクション再接続が行われます。詳細は、Interstage Application Server の「チューニングガイド」の「JServerクラスタのチューニング」を参照してください。

DBコネクションの設定

利用されるJDBCデータソースのコネクションの設定値を必要に応じてチューニングしてください。設定の詳細は、Interstage Application Serverの「チューニングガイド」の「IJServerクラスタのチューニング」を参照してください。

Java VMのヒープ領域サイズの設定

最大同時ログインユーザー数が500人を超える場合、作成されたテナントの各コンポーネントのIJServerクラスタのJava VMのヒープ領域サイズをチューニングしてください。Java VMのヒープ領域サイズの計算式は以下のとおりです。

100MB+最大同時ログンユーザ数×200KB

設定の詳細は、Interstage Application Serverの「チューニングガイド」の「IJServerクラスタのチューニング」を参照してください。