アプリケーションをSystemwalker Service Catalog Managerに統合するには次の実装作業が必要です。
プロビジョニングサービスの実装
ログイン/ログアウト適合の実装
イベント管理との統合
サービスの操作の実装
以下の節では、これらの作業の詳細を説明します。
これらの作業を行うのを支援するために、Systemwalker Service Catalog Managerのインテグレーションパック(fujitsu-bss-integration-pack.zipファイル)では、以下の資材を提供しています。
Webサービスの仕様を記述したJavadoc
WSDLファイルとXSDファイル
Webサービスを実装するために必要なJavaアーカイブと関連リソース
また、Systemwalker Service Catalog Managerは以下のWebサービスおよびユーティリティを公開しています。
プラットフォームサービス
プロビジョニングサービスを実装するためのProvisioning API
通知サービスを実装するためのNotifycation API
サービスの操作を実装するためのOperation API
Webサービスの説明およびユーティリティの使用方法の詳細については、“アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
アプリケーションをSystemwalker Service Catalog Managerと統合する際には、Systemwalker Service Catalog Managerと技術サービスやアプリケーションとの通信のためのインターフェースがいくつか関係します。通信は双方向に行われます。アプリケーションからSystemwalker Service Catalog Managerへの呼び出し(インバウンドコール)と、Systemwalker Service Catalog Managerからアプリケーションへの呼び出し(アウトバウンドコール)です。インバウンドコールでは、アプリケーションはクライアント機能を実装する必要があります。アウトバウンドコールでは、アプリケーションはサーバ機能を提供する必要があります。
最初に、以下の前提条件が満たされていることを確認してください。
統合するアプリケーションのインストールが完了していて、利用できる状態になっていること。
Webサーバのインストールが完了していて、利用できる状態になっていること。
Systemwalker Service Catalog Managerのインテグレーションパックが用意されていること。