Systemwalker Service Catalog Managerは、オンプレミスで提供していた業務アプリケーションをサービス化する機能を提供します。提供する機能として、アカウント管理、購入済サービスの管理、利用料集計、レポート作成機能などがあります。
以下に、業務アプリケーションをサービス化するために関連する組織とその役割を示します。
Systemwalker Service Catalog Managerを利用してアプリケーションをサービスとして使用させる際の技術的な準備と登録を行います。技術サービスをSystemwalker Service Catalog Managerに登録します。
技術サービス開発部門が登録した技術サービスをサービスとして登録し、料金設定の定義を行い利用者へ提供すると共に、サービスの運用を行う組織です。
Systemwalker Service Catalog Managerを使用して公開されたサービスを利用する部門です。
サービスポータルのカスタマイズや、運用を行う部門です。サービス提供部門がサービスポータル上でサービスを提供します。
Systemwalker Service Catalog Managerをインストールして運用する部門です。
ほかにも、サービスポータル上のサービスを定義したサービス提供部門が、ほかのユーザーや組織と協力してサービスの提供・販売を行う、というシナリオが考えられます。
マーケットプレイスにサービス提供部門のサービスを提供することで、サービス提供部門がサービス利用部門との関係を構築することを支援します。この場合のサービス契約は、サービス利用部門とサービス提供部門との間で交わされます。
サービス提供部門がサービス利用部門向けに定義したサービスに独自の利用条件を付加して提供します。この場合のサービス契約は、サービス利用部門とサービス提供代行部門との間で交わされます。