サーバ機能をインストールする前に、必ず以下の作業を行ってください。
インストール条件の確認
“解説書”の“第3章 動作環境”を参照して、インストールする環境がインストール条件を満たしていることを確認してください。
ポート番号の確認
本製品は“A.1 ポート番号一覧”で示すポート番号を使用します。
インストールする前にポート番号が使用されていないか確認してください。
ポート番号が使用されているかどうかはOSのnetstatコマンドで確認できます。netstatの使用方法については、コマンドのヘルプやマニュアルを参照してください。
既にポート番号が使用されている場合、以下の手順でインストールとセットアップを行ってください。
ポートを使用しているアプリケーションまたはサービスを停止
本製品のインストールとセットアップ
本製品のポート番号の変更
ポートを使用していたアプリケーションまたはサービスの開始
ファイアーウォール機能の確認
ファイアーウォール機能を利用している環境に本製品をインストールする場合には、ファイアーウォール機能に対して必要な通信（ポート）を許可する必要があります。必要なポートについては、“A.1 ポート番号一覧”を参照し、サーバごとに「外部のサーバから受け付ける必要のあるポート番号」を設定してください。ファイアーウォール機能に対して、必要な通信（ポート）を許可する方法については、OSのマニュアルを参照してください。
パラメーターの確認
インストールでは以下の値を設定します。事前に確認してください。
インストール先フォルダ
SMTPサーバの設定
Systemwalker Service Catalog Managerではメール機能を使用します。メールを使用できる環境を準備してください。
【Windows 2012】 .Net Framework 3.5の確認
本製品は、.NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)を使用します。インストールする前に.Net Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)がインストールされているか以下の一覧から確認してください。
サーバ マネージャー、<インストール先のサーバ>、役割と機能
.Net Framework 3.5が未インストールの場合、“役割と機能の追加ウィザード”もしくはDISMを使用してインストールしてください。DISMを使用してインストールする場合、管理者権限でWindows PowerShellを開き、以下のコマンドを実行してください。
サーバがWindows Updateにアクセスできる場合、または規定のソースファイルの場所が既にグループポリシーで構成されている場合、次のコマンドを実行します。
DISM /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All
サーバがOSのインストールメディアにアクセスでき、ドライブDにインストールメディアが存在する場合、次のコマンドを実行します。
DISM /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All /LimitAccess /Source:d:\sources\sxs
