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ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 メッセージ集

第1章 リソースオーケストレータで表示されるメッセージ

本章では、本製品で表示されるメッセージの概要について説明します。

これらのメッセージは、各コンポーネントに応じて、出力または表示される場所が異なります。

マネージャー、エージェント、CLIのメッセージの出力形式は以下のとおりです。


メッセージの出力形式

pkgname:severity:id:message

pkgname

パッケージ名が表示されます。

severity

重要度が表示されます。

  • INFO(情報)

    情報を提供する目的で表示されるメッセージです。

  • WARNING(警告)

    何らかの異常事象が検出された場合、警告を促す目的で表示されるメッセージです。

  • ERROR(エラー)

    異常が発生した場合、原因を示す目的で表示されるメッセージです。

id

メッセージに一意に与えられたIDが表示されます。

message

メッセージ本文が表示されます。

注意

  • メッセージ本文の先頭部分には、"command1:"または"command1:command2:"の形式でコマンド名が表示される場合があります。

  • command1command2には、実行された処理内容が表示される場合があります。

  • messageには、pkgnameseverityidが含まれない場合があります。

  • 一括設定の実行時、メッセージ本文の末尾部分に"(in line line_no of the system configuration file)"と表示される場合があります。

  • line_noには、一括設定のインポートで使用した構成定義ファイルで、誤りのある、または処理に失敗した行番号が表示されます。

調査資料の採取方法については、「運用ガイド VE」の「15.1 調査資料の種類」を参照してください。

参考

  • マネジメントブレード、マネジメントボード、リモートマネジメントコントローラー、ServerView Agents、ServerView RAID

    装置名にシャーシの名前が表示されているイベントログは、マネジメントブレードまたはマネジメントボードのイベントです。
    また、イベントIDが空欄で、装置名に物理サーバの名前が表示されているイベントログは、リモートマネジメントコントローラー、ServerView AgentsまたはServerView RAIDのイベントか、サーバが登録されている装置の状態を表すイベントです。
    マネジメントブレード、マネジメントボード、リモートマネジメントコントローラー、ServerView Agents、ServerView RAIDのイベントについては、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。

  • SPARC Enterprise

    イベントIDが空欄で、装置名にSPARC Enterpriseの物理サーバの名前が表示されているイベントログは、XSCF、ILOMのイベント、またはサーバが登録されている装置の状態を表すイベントです。
    XSCF、ILOMのイベントについては、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。

  • LANスイッチ

    装置名にLANスイッチの名前が表示されているイベントログは、LANスイッチのイベントです。
    LANスイッチのイベントについては、利用するLANスイッチのマニュアルを参照してください。