ここでは、RORコンソールに表示されるイベントログについて説明します。
図1.8 イベントログ
管理対象のリソースで発生したイベントの履歴が表示されます。イベントが発生すると自動的に追加されます。
イベントログに表示される各イベントは、以下の情報で構成されています。
イベントログ表示情報
表示されたイベントのレベルが表示されます。
レベルには、"Error"、"Warning"、"Info"の3種類があります。
イベントが発生した年月日時刻が表示されます。
イベントに関連するリソース名が表示されます。
イベントに関連する識別子が表示されます。
ネットワークリソースの場合は表示されません。
イベントの内容が表示されます。
イベントログ内のチェックボックスを使用して、イベントログがフィルタリングできます。
チェックボックスにチェックを入れると対応する状態のイベントログが表示されます。また、チェックを外すと非表示になります。
リストの項目名をクリックすると、その列の色が変化し、イベントを昇順または降順にソートできます。
リスト内には、1ページに10項目ずつ表示されます。表示するページ番号の指定や、1ページ前/後に移動、先頭/末尾のページに移動の操作ができます。
注意
リソースの状態表示が"fatal"になるイベントの場合でも、このイベントログでは"Error"と表示されます。ツリーやリストから、管理対象のリソースの状態を確認してください。
参考
SPARC Enterprise Tシリーズの場合、ハードウェアのSNMP TrapのMIB(SUN-HW-TRAP-MIB.mib)のSEVERITY値に対して、本製品では以下のレベルで表示されます。
SEVERITYがCritical、Majorの場合
"Error"が表示されます。
SEVERITYがMinorの場合
"Warning"が表示されます。
SEVERITYがInformationalの場合
"Info"が表示されます。