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ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 導入ガイド

4.5.1 電力監視環境の決定

ここでは、本製品の導入に必要になる、電力監視環境の設定値の決定について説明します。


4.5.1.1 電力監視環境の設定値

電力監視を行う場合は以下の値を決定します。

ポーリング間隔

消費電力データを採取する時間間隔を決定します。
設定できる値は、1分から6分までの1分単位、および10分です。デフォルトは5分に設定されています。

環境データの保存期間

環境データの保存期間を決定します。

表4.2 電力監視における環境データの保存期間の設定値

環境データ

保存期間(単位:月)

初期値

最大値

詳細値(ポーリング間隔で確保した詳細データ)

1

12

1時間ごとの集計値

1

60

1日ごとの集計値

12

120

1か月ごとの集計値

60

300

1年ごとの集計値

60

600


4.5.1.2 電力監視デバイスの設定値

電力監視デバイス(PDUまたはUPS)に設定する値を決定します。すでに別ソフトウェアの設定などで値が決まっている場合、その値を使用してください。

デバイス名

電力監視デバイスを特定するための名前で、システム全体で一意な名前を決定します。先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列です。

管理IPアドレス

管理サーバと同一サブネットのIPアドレスを決定します。

SNMPコミュニティー名

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を決定します。

電圧

電力監視デバイスに供給されている電源電圧(V)です。

コメント

電力監視デバイスに対する説明文などの文字列です。128文字以内の任意の文字列です。