ここでは、クラスタシステムへのマネージャーのインストールについて説明します。
マネージャーをプライマリーとセカンダリ両方のノードにインストールします。
「2.1 マネージャーのインストール」を参照し、インストールしてください。
注意
マネージャー用共有ディスクにはインストールしないでください。
【Windows】
インストーラの[インストール先フォルダの選択]画面では、インストールフォルダー、およびイメージファイル格納フォルダーは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ名前のフォルダーを指定してください。
ただし、マネージャー用共有ディスク上のフォルダーは指定しないでください。
インストーラの[特権ユーザの作成]画面では、ユーザーアカウント名、およびパスワードは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ文字列を指定してください。
インストーラの[管理LANの選択]画面では、管理対象サーバと直接通信できる同一サブネットのネットワークを選択してください。
【Linux】
インストール中に入力するイメージファイル格納ディレクトリは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ名前のディレクトリを指定してください。
ただし、マネージャー用共有ディスク上のディレクトリは指定しないでください。
インストール中に入力する特権ユーザーのユーザーアカウント名とパスワードは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ文字列を指定してください。
インストール中に選択する管理LANのネットワークインターフェースは、管理対象サーバと直接通信できる同一サブネットのネットワークを選択してください。
インストール完了後、マネージャーを停止状態にします。
マネージャーの停止は、rcxadm mgrctl stopコマンドを使用します。
コマンドについては、「コマンドリファレンス」の「5.7 rcxadm mgrctl」を参照してください。
【Windows】
マネージャーの以下のサービスの起動設定を"手動"に変更してください。
Resource Coordinator Task Manager
Resource Coordinator Web Server(Apache)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel2)
Deployment Service (*1)
TFTP Service (*1)
PXE Services (*1)
Resource Coordinator DB Server(PostgreSQL)
*1: 同一サブネット内でServerView Deployment Managerを使用する場合は必要ありません。