ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 インストールガイド

4.2 マネージャー

ここでは、マネージャーのアップグレードについて説明します。

マネージャーをクラスタで運用している場合、アップグレードインストールによる移行はできません。手動でアップグレードしてください。


移行資産

マネージャー上で移行の対象になる資産は以下のとおりです。

また、アップグレードインストールによる移行では、以下の資産も移行対象になります。

アップグレードインストールにより移行資産が以下のフォルダーに退避されます。アップグレードが完了するまで、以下のフォルダーは決して削除しないでください。

【Windows】
ドライブ名\Program Files\RCVE-upgradedata

【Linux】
/var/opt/RCVE-upgradedata
/var/opt/backupscwdir


事前準備

アップグレードする前に、以下の準備と確認を行ってください。

アップグレードインストールによるアップグレード

V2.1.0以降から本バージョンへのアップグレードは、本製品のインストーラによるアップグレードインストールを利用できます。以下の手順で、アップグレードを行ってください。

注意

  • アップグレード作業が完了するまで、マネージャー、エージェント、その他機器のハードウェア設定、および構成を変更しないでください。

  • システムイメージ、クローニングイメージが存在する場合、アップグレード時に一時的に退避(コピー)するため、管理サーバに、システムイメージ、クローニングイメージと同容量の空きスペースが必要です。アップグレード前に、ディスク容量を確認してください。

  • アップグレードインストール時は、旧バージョンのインストールフォルダー、および配下のフォルダーやファイルを、コマンド プロンプト、エクスプローラまたはエディタなどで参照しないでください。
    参照している場合、アップグレードインストールが失敗します。
    アップグレードインストールに失敗した場合、参照を中止して再度アップグレードインストールを実行してください。

  • アップグレードインストールに失敗した場合、失敗した原因を取り除き、再度アップグレードインストールを実行してください。再度アップグレードインストールを実行しても問題が解決しない場合、当社技術員に連絡してください。

  • アップグレードを中止し、旧バージョンを復旧する場合、事前準備でバックアップした情報を元に復旧してください。
    復旧する場合、旧バージョンまたは本バージョンのマネージャーがインストールされている場合、アンインストールしてください。
    復旧後、移行資産を退避したフォルダーが存在する場合は削除してください。管理サーバの復旧(リストア)については、「ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド」を参照してください。

  • アップグレードインストールにより、旧バージョンに適用されていた修正は削除されます。

    【Linux】
    UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定していない場合、旧バージョンに適用されていた修正は削除されますが、製品情報とコンポーネント情報が削除されません。UpdateAdvisor(ミドルウェア)のマニュアルを参照し、修正適用管理簿から製品情報とコンポーネント情報を削除してください。

  • マネージャーをクラスタで運用している場合、アップグレードインストールによる移行はできません。手動でアップグレードしてください。

  1. アップグレードインストール

    【Windows】
    2.1.2 インストール【Windows】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
    本製品のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約などの内容を確認し、<次へ(N)>ボタンをクリックしてください。
    旧バージョンから引き継ぐ設定内容が表示されるので確認し、<確認>をクリックしてください。アップグレードインストールが開始されます。

    【Linux】
    2.1.3 インストール【Linux】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
    使用許諾契約などの内容を確認し、"y"を入力してください。
    旧バージョンから引き継ぐ設定内容が表示されるので確認し、"y"を入力してください。アップグレードインストールが開始されます。

  2. アップグレードインストール終了後の再起動【Windows】

    アップグレードインストールが終了したあと、アップグレードを完了させるためにシステムを再起動します。

  3. アップグレードインストール前に任意の場所に退避した以下のフォルダー、ディレクトリを復元してください。

    【Windows】
    インストールフォルダ\Manager\etc\customize_data

    【Linux】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

  4. ROR V2.2.0~V2.3.0 の管理サーバからアップグレードインストールを行った場合、以下の手順でファイルを修正する必要があります。

    ファイルが存在しない場合は、修正する必要はありません。

    【Windows】
    インストールフォルダ\Manager\etc\customize_data\l_server.rcxprop
    インストールフォルダ\Manager\etc\customize_data\vnetwork_ibp.rcxprop
    インストールフォルダ\Manager\rails\config\rcx\vm_guest_params.rb

    【Linux】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/l_server.rcxprop
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/vnetwork_ibp.rcxprop
    /opt/FJSVrcvmr/rails/config/rcx/vm_guest_params.rb

    ROR V2.3.0からアップグレードインストールした場合、dとeの手順は必要はありません。

    1. マネージャーを停止します。

    2. 以下のファイルを参照し、パラメタの値を控えてください。

      【Windows】
      インストールフォルダー\ROR_upgradedata\Manager\rails\config\rcx\vm_guest_params.rb

      【Linux】
      /var/tmp/ROR_upgradedata/opt_FJSVrcvmr/rails/config/rcx/vm_guest_params.rb

      【パラメーター】
      SHUTDOWN_TIMEOUT =

    3. 以下のファイルを参照し、手順2で控えた値と異なっていた場合は値の修正をしてください。

      【Windows】
      インストールフォルダ\Manager\rails\config\rcx\vm_guest_params.rb

      【Linux】
      /opt/FJSVrcvmr/rails/config/rcx/vm_guest_params.rb

      【パラメーター】
      SHUTDOWN_TIMEOUT =

    4. l_server.rcxpropに以下の値を追加します。

      allocate_after_create=true
      auto_preserved=false

    5. IBP構成を使用する場合は、vnetwork_ibp.rcxpropに以下の値を追加します。

      support_ibp_mode = true

    6. マネージャーを起動します。

注意

エージェントのアップグレードを行わずに、システムイメージのバックアップ、およびクローニングイメージの採取を使用する場合、マネージャーのアップグレード完了後に管理対象サーバを再起動するか、関連サービスを再起動してください。
管理対象サーバと関連サービスの再起動については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「5.2 エージェント」を参照してください。


手動によるアップグレード

V13.2、V13.3、またはクラスタで運用しているRCVEのマネージャーから、ROR VEへのアップグレードは、一括設定の構成定義ファイルの読込み(インポート)、および構成定義ファイルの書出し(エクスポート)を利用して行います。

以下の手順で、アップグレードを行ってください。

参照

一括設定については、以下のマニュアルを参照してください。

  • 「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition 導入ガイド」

    • 「第7章 一括設定」

    • 「付録D 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」

  • 「操作ガイド VE」

    • 「第6章 一括設定」

    • 「付録A 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」

注意

  • V13.2からのアップグレードの場合、手順2.が完了するまでV13.2のクライアントをアンインストールしないでください。

  • アップグレード作業が完了するまで、マネージャー、エージェント、その他機器のハードウェア設定、および構成を変更しないでください。

  • クラスタで運用しているマネージャーからのアップグレードの場合、以降の手順の中でSystemwalker Resource Coordinator Virtual server Editionのマニュアルを参照している箇所は、旧バージョンのServerView Resource Coordinator VEのマニュアルに読み替えてください。

  1. 保守モードの設定

    旧バージョンのリソースコーディネータVE画面またはRORコンソールから、すべての管理対象サーバを保守モードに設定してください。

  2. 構成定義ファイルの書出し(エクスポート)

    旧バージョンの一括設定を利用し、構成定義ファイルをCSV形式で出力します。エクスポート中は、本製品のほかの操作を実行しないでください。
    出力方法については、「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition 導入ガイド」を参照してください。

  3. 移行資産の退避(コピー)

    1. 旧バージョンの証明書の退避(コピー)を行ってください。

      以下のフォルダーまたはディレクトリを退避(コピー)してください。

      【Windows】

      V13.2、V13.3の場合
      インストールフォルダー\Site Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate
      インストールフォルダー\Domain Manager\etc\opt\FJSVrcxdm\certificate

      V2.1.0以降の場合
      インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate
      インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVrcxdm\certificate
      インストールフォルダー\Manager\sys\apache\conf\ssl.crt
      インストールフォルダー\Manager\sys\apache\conf\ssl.key

      【Linux】
      /etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate
      /etc/opt/FJSVrcvmr/sys/apache/conf/ssl.crt
      /etc/opt/FJSVrcvmr/sys/apache/conf/ssl.key

    2. 旧バージョンのシステムイメージ、クローニングイメージが格納されているフォルダーをインストールフォルダーとイメージファイル格納フォルダー配下以外の場所に退避(コピー)してください。
      デフォルトのイメージファイル格納フォルダーを使用している場合は以下のフォルダーまたはディレクトリを退避(コピー)してください。

      【Windows】
      インストールフォルダー\ScwPro\depot\Cloneimg

      【Linux】
      /var/opt/FJSVscw-deploysv/depot/CLONEIMG

      デフォルトから変更している場合、変更先の"Cloneimg"フォルダーまたは"CLONEIMG"ディレクトリを退避(コピー)してください。

    注意

    • マネージャーをクラスタで運用している場合、上記のフォルダーまたはディレクトリは共有ディスク上に配置されています。配下のファイル、フォルダーまたはディレクトリが正しく退避(コピー)されているか確認してください。
      なお、退避(コピー)先は共有ディスク上のフォルダーまたはディレクトリでも問題ありませんが、マネージャーのクラスタサービスのセットアップ時に作成した、"RCoordinator"配下以外の場所を指定してください。

    • マネージャーをクラスタで運用している場合、フォルダーまたはディレクトリの退避(コピー)はプライマリーノードで実行してください。

    • システムイメージ、クローニングイメージを退避(コピー)する前に、ディスク容量を確認してください。システムイメージ、クローニングイメージのディスク容量については、「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition インストールガイド」を参照してください。システムイメージ、クローニングイメージが格納されているフォルダーが存在しない場合、この手順は必要ありません。

    マネージャーをクラスタで運用している場合、旧バージョンの「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「B.4 設定解除」を参照し、クラスタサービスの削除、および旧バージョンのマネージャーをアンインストールしてください。

    注意

    マネージャーをアンインストールすると、ユーザーアカウントの情報も削除されます。手順7.を参照してRORコンソールから再設定してください。

  4. 旧バージョンのマネージャーのアンインストール

    「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition インストールガイド」を参照し、旧バージョンのマネージャーをアンインストールしてください。

    マネージャーをクラスタで運用している場合、旧バージョンの「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「B.4 設定解除」を参照し、クラスタサービスの削除、および旧バージョンのマネージャーをアンインストールしてください。

    注意

    • 「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition インストールガイド」の事前準備に記載されている「サーバの削除」は行わないでください。HBA address renameを利用している管理対象サーバを削除した場合、マネージャーのアップグレード完了後に管理対象サーバの再起動が必要です。

    • マネージャーをアンインストールすると、ユーザーアカウントの情報も削除されます。手順7.を参照してRCコンソールから再設定してください。

    • V13.2のマネージャーとクライアントが共存している環境の場合、旧バージョンのマネージャーをアンインストールしたあとに、V13.2のクライアントをアンインストールしてください。

  5. 本バージョンのマネージャーのインストール

    本バージョンのマネージャーをインストールします。
    インストールについては、「2.1 マネージャーのインストール」を参照してください。

    マネージャーをクラスタで運用している場合、「付録B マネージャーのクラスタ運用設定・削除」を参照し、マネージャーのインストール、およびクラスタサービスのセットアップを行ってください。

    注意

    マネージャーインストール時の[管理LANの選択]画面では、旧バージョンと同一の管理LANを指定してください。

    マネージャーのインストール後、以下の手順で、手順3.で退避(コピー)した証明書とイメージファイル格納フォルダーを復元してください。

    1. マネージャーを停止します。

    2. 退避(コピー)したイメージファイル格納フォルダーをインストール時に指定したフォルダーに復元します。

      デフォルトのイメージファイル格納フォルダーを使用している場合、以下のフォルダーまたはディレクトリに復元してください。

      【Windows】
      インストールフォルダー\ScwPro\depot\Cloneimg

      【Linux】
      /var/opt/FJSVscw-deploysv/depot/CLONEIMG

      デフォルトから変更している場合、変更先のフォルダーに復元してください。
      イメージファイル格納フォルダーを退避していない場合、この手順は必要ありません。

    3. 退避(コピー)した証明書を、マネージャーのインストールフォルダーに復元します。
      以下のフォルダーまたはディレクトリに復元してください。

      【Windows】
      インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate
      インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVrcxdm\certificate
      インストールフォルダー\Manager\sys\apache\conf\ssl.crt
      インストールフォルダー\Manager\sys\apache\conf\ssl.key

      【Linux】
      /etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate
      /etc/opt/FJSVrcvmr/sys/apache/conf/ssl.crt
      /etc/opt/FJSVrcvmr/sys/apache/conf/ssl.key

    4. 事前準備で退避した情報を復元します。

      • ポート番号の設定

        退避した情報に従って、ポート番号を変更してください。
        ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「3.1.2 ポート番号の変更」を参照してください。
        ポート番号をデフォルトから変更していない場合、この手順は必要ありません。

      • イベント連携のバッチファイル/スクリプトファイル

        以下のファイルを置き換えて復元してください。

        【Windows】
        インストールフォルダー\Manager\etc\trapop.bat

        【Linux】
        /etc/opt/FJSVrcvmr/trapop.sh

    5. マネージャーを起動します。

      マネージャーの起動方法と停止方法については、「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    注意

    マネージャーをクラスタで運用している場合、以下に注意してください。

    • イメージファイル格納フォルダーと証明書の復元は、共有ディスクがマウントされた状態で、かつプライマリーノードで行ってください。

    • イベント連携のバッチファイル/スクリプトファイルの復元は、両ノードで行ってください。

  6. ユーザーアカウントの設定

    事前準備で記録した情報に従って、RORコンソールから、ユーザーアカウントの設定を行います。
    ユーザーアカウントの設定については、「運用ガイド VE」の「第4章 ユーザーアカウント設定」を参照してください。

  7. 構成定義ファイルの編集

    旧バージョンで構築していた環境に応じて、手順2.でエクスポートした構成定義ファイル(CSV形式)を編集します。
    すべてのリソースの操作欄を"new"に変更してください。

    V13.3以降からアップグレードする場合は、以下のセクションに含まれるリソースの操作欄は"new"に変更しないでください。

    • ServerAgent

    • ServerVMHost

    • Memo

    構成定義ファイル(CSV形式)の編集方法については、「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition 導入ガイド」を参照してください。

    注意

    予備サーバ情報が設定されている場合、以下の方法で予備サーバ情報の設定を削除してください。

    • V13.2からのアップグレードの場合

      "(3)サーバブレード管理情報"の"サーバ切替え設定"で、すべての項目("予備サーバ名"、"VLAN切替え"、"自動切替え")をハイフン("-")にしてください。

    • 上記以外の場合

      "SpareServer"セクションで、"operation"をハイフン("-")にしてください。

  8. 本バージョン環境の構築

    構成定義ファイルの読込み(インポート)を行い、本バージョンの環境を構築します。
    以下の手順で、本バージョン環境の構築を行ってください。

    1. 構成定義ファイルの読込み(インポート)

      編集が完了した構成定義ファイルの読込み(インポート)を行います。
      読込み方法については、「操作ガイド VE」の「6.2 構成定義ファイルの読込み(インポート)」を参照してください。

    2. エージェントの登録

      RORコンソールから、事前準備で記録した情報に従って、エージェントを登録します。エージェントの登録は、管理対象サーバのOSが起動した状態で行ってください。
      エージェントの登録については、「導入ガイド VE」の「8.3 ソフトウェアのインストールとエージェントの登録」を参照してください。
      エージェントの登録完了後、RORコンソールからすべての物理OS、VMホストが表示されているか確認してください。VMゲストが存在するVMホストを登録している場合、すべてのVMゲストが表示されているか確認してください。

    3. 予備サーバ情報の設定

      RORコンソールから、事前準備で記録した情報に従って、予備サーバ情報を登録します。
      予備サーバ情報の登録については、「操作ガイド VE」の「8.6 サーバ切替えの設定」を参照してください。

    4. ラベル、コメントおよび連絡先情報の登録

      ラベル、コメント、および連絡先情報を登録していた場合、手順6.で"new"に変更した構成定義ファイル(CSV形式)の操作欄をハイフン("-")に戻し、[Memo]セクションに含まれるリソースの操作欄を"new"に変更してください。
      構成定義ファイル(CSV形式)の編集方法については、「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition 導入ガイド」を参照してください。
      編集が完了したら、構成定義ファイルの読込み(インポート)を行います。
      読込み方法については、「操作ガイド VE」の「6.2 構成定義ファイルの読込み(インポート)」を参照してください。

  9. 保守モードの設定

    事前準備で記録した情報に従って、アップグレードを行う前に保守モードに設定していた管理対象サーバを、保守モードに設定してください。
    保守モードの設定については、「操作ガイド VE」の「付録B 保守モード」を参照してください。

注意

エージェントのアップグレードを行わずに、システムイメージのバックアップ、およびクローニングイメージの採取を使用する場合、マネージャーのアップグレード完了後に管理対象サーバを再起動するか、関連サービスを再起動してください。

関連サービスの再起動については、「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition 導入ガイド」の「5.2 エージェント」を参照してください。