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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.2

18.2.3 状態遷移プロシジャをuserApplicationに登録

状態遷移プロシジャをuserApplicationに登録します。「リソースの起動順序」については、以下の優先順位で呼び出されるように登録してください。

◆リソースの起動優先度

◆操作手順

オプションに指定するパラメタについて:

*1: TDWU_INTERSTAGE/ EJBWU_INTERSTAGE/ UTYWU_INTERSTAGEの場合は省略

*2: 登録するリソースの名前に併せて変更してください。

各手順で、状態遷移プロシジャを実行する全てのノードにおいて以下に示す操作を行ってください。

  1. 状態遷移プロシジャの登録

    clsetproc -c BasicApplication *1
    -m IS_INTERSTAGE *2
    -o /etc/opt/FJSVisas/HA/SynfinityCLUSTER/IS_INTERSTAGE *2
  2. 状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの登録

    claddprocrsc -k IS_INTERSTAGE *2
    -m IS_INTERSTAGE *2
    -c BasicApplication *1
    -K AFTER -w  -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE -V BEFORE -W BEFORE -u 0 -t 0 -p 100 
  3. 状態遷移プロシジャ用リソースのPRIMECLUSTER用リソースとして登録

    手順2.で作成したリソースをPRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。

    操作は“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”より行います。

    リソースの名前は、上記「◆リソースの起動優先度」の形式にしてください。

    参照

    “userApplication Configuration Wizard”については、“6.6.1.6 プロシジャリソースの作成”を参照してください。

    注意

    複数の同種リソースが登録されていると、“登録情報の確認”画面で[Attributes]タブを選択した場合、画面左下の<SubApplication>ボタンが有効になります。

    最後のリソースを登録する際に、<SubApplication>をクリックし、“Resourceの関連付け”画面で、リソースの起動優先順序付けを行ってください

    “Resourceの関連付け”画面の[選択されたリソース]リストに、上記「◆リソースの起動優先度」の順番に並ぶようにリソースを設定することで、起動優先順位が設定できます。

  4. userApplicationへの状態遷移用プロシジャ用リソース登録

    手順3.で作成した全てのリソースをuserApplicationに登録します。

    操作は“userApplication Configuration Wizard”の“userApplicationの作成”より行います。

    本操作において、「userApplicationの属性」の「StandbyTransitions」に「ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest」を設定してください。

    参照

    “userApplication Configuration Wizard”については、“6.6.2 クラスタアプリケーションの作成”を参照してください。