ここでは、管理対象リソースおよびリソースの登録順序について説明します。
ここでは、管理対象リソースについて説明します。
本製品の管理対象リソースは以下のとおりです。
VIOM
ストレージ管理製品
VM管理製品
シャーシ
管理対象サーバ
LANスイッチブレード
電力監視デバイス
仮想ストレージリソース
ディスクリソース
ネットワークデバイスリソース
ネットワークリソース
アドレスセットリソース
仮想イメージリソース
物理イメージリソース
ここでは、リソース登録の必要性について説明します。
L-Serverの種別、および利用するサーバの種別で登録が必要なリソースが異なります。
本製品に登録できるリソース | サーバ種別ごとに登録する必要性 | |
---|---|---|
物理L-Server | 仮想L-Server | |
VIOM | ○ (*1) | × |
VM管理製品 | × | ○ |
ストレージ管理製品 | ○ | ○ (*2) |
シャーシ | ○ (*1) | |
管理対象サーバ | ○ | |
LANスイッチブレード | ○ (*1) | |
仮想ストレージリソース | ○ (*3) | ○ (*4) |
ディスクリソース | ○ (*5) | ○ (*6) |
ネットワークデバイスリソース | ○ (*7) | |
ネットワークリソース | ○ | |
アドレスセットリソース | ○ | ○ (*2、*6) |
イメージリソース | ○ (*8) | |
電力監視デバイス | ○ (*9) |
○: 必要
×: 不要
*1: ブレードサーバの場合に登録します。
*2: RHEL5-Xenを利用する場合に登録します。
*3: RAIDグループやアグリゲートなどの仮想ストレージリソースを利用する場合に登録します。
*4: データストアなどの仮想ストレージリソースを利用する場合に登録します。
*5: LUNなど事前に作成したディスクリソースを利用する場合に登録します。
*6: RHEL-KVMを利用する場合に登録します。
*7: ファイアーウォールやL2スイッチを利用する場合に登録します。
*8: 事前に作成したイメージを利用する場合に登録します。
*9: 電力監視を行う場合に登録します。
ここでは、リソースの登録順序と登録方法について説明します。
以下の順序で、リソースを登録します。
物理L-Serverを導入する場合
ブレードサーバを利用する場合
VIOMの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.1 VIOM連携の登録」を参照してください。
ストレージ管理製品の登録
rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.7.1 rcxadm storagemgr」を参照してください。
ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソースおよび事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。
シャーシの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.1 シャーシの登録」を参照してください。
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.2 ブレードサーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、"管理LANのNICを冗長化する"チェックボックスにチェックを入れてください。
物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。
物理L-Serverの作成
定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動
LANスイッチブレードの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.3 LANスイッチブレードの登録」を参照してください。
ネットワークデバイスリソース、ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソースの登録
ネットワークリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.6 ネットワークリソースの登録」を参照してください。
アドレスセットリソースの登録
VIOMによるI/O仮想化で利用するMACアドレスとWWNのアドレスセットリソースを登録します。
アドレスセットリソースの登録は、rcxadm addrset createを実行します。
rcxadm addrset createコマンドの登録については、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.10 rcxadm addrset」を参照してください。
ブレードサーバ以外を利用する場合
HBA address renameの設定
「8.2 HBA address renameの設定」を参照してください。
ストレージ管理製品の登録
rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.7.1 rcxadm storagemgr」を参照してください。
ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソース、および事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。
管理対象サーバの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、"管理LANのNICを冗長化する"チェックボックスにチェックを入れてください。
物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。
物理L-Serverの作成
定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動
ネットワークデバイスリソース、ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソースの登録
ネットワークリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.6 ネットワークリソースの登録」を参照してください。
アドレスセットリソースの登録
HBA address renameによるI/O仮想化で利用するWWNのアドレスセットリソースを登録します。
アドレスセットリソースの登録は、rcxadm addrset createを実行します。
rcxadm addrset createコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.10 rcxadm addrset」を参照してください。
仮想L-Serverを利用する場合
ブレードサーバを利用する場合
VM管理製品の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.2 VM管理製品の登録」を参照してください。
VM管理製品を登録すると、仮想ストレージリソースは自動的に認識されます。
シャーシの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.1 シャーシの登録」を参照してください。
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.2 ブレードサーバの登録」を参照してください。
LANスイッチブレードの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.4.3 LANスイッチブレードの登録」を参照してください。
ディスクリソースの登録(RHEL-KVMの場合)
VMホストが認識しているrawデバイスまたはパーティションをディスクリソースとして登録します。
ディスクリソースの登録は、rcxadm disk registerコマンドを実行します。
仮想L-Serverに対応するVMゲストをマイグレーションする場合、複数のVMホストから共有されているrawデバイスまたはパーティションを、共有定義されたディスクリソースとして登録してください。
rcxadm disk registerコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.4 rcxadm disk」を参照してください。
ネットワークデバイスリソース、ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソースの登録
ネットワークリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.6 ネットワークリソースの登録」を参照してください。
アドレスセットリソースの登録(RHEL5-XenまたはRHEL-KVMの場合)
アドレスセットリソースの登録は、rcxadm addrset createを実行します。
rcxadm addrset createコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.10 rcxadm addrset」を参照してください。
ブレードサーバ以外を利用する場合
VM管理製品の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.2 VM管理製品の登録」を参照してください。
VM管理製品を登録すると、仮想ストレージリソースは自動的に認識されます。
管理対象サーバの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。
ディスクリソースの登録(RHEL-KVMの場合)
VMホストが認識しているrawデバイスまたはパーティションをディスクリソースとして登録します。
ディスクリソースの登録は、rcxadm disk registerコマンドを実行します。
仮想L-Serverに対応するVMゲストをマイグレーションする場合、複数のVMホストから共有されているrawデバイスまたはパーティションを、共有定義されたディスクリソースとして登録してください。
rcxadm disk registerコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.4 rcxadm disk」を参照してください。
ネットワークデバイスリソース、ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソースの登録
ネットワークリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.6 ネットワークリソースの登録」を参照してください。
アドレスセットリソースの登録(RHEL5-XenまたはRHEL-KVMの場合)
アドレスセットリソースの登録は、rcxadm addrset createを実行します。
rcxadm addrset createコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.10 rcxadm addrset」を参照してください。