ここでは、サーバ仮想化ソフトウェアの設定値の決定について説明します。
利用するサーバ仮想化ソフトウェアの選択
サーバ仮想化ソフトウェアを選択します。
本製品では、以下のサーバ仮想化ソフトウェアを利用したリソース管理ができます。
VMware
Hyper-V
RHEL5-Xen
KVM
Oracle VM
利用するサーバ仮想化ソフトウェアごとに設定が異なります。
サーバ仮想化ソフトウェアを利用する場合、「付録E 仮想L-Server作成のための設計と設定」を参照してください。
注意
【VMware】【Hyper-V】【RHEL-KVM】【Oracle VM】
管理対象サーバをマネージャーに登録する場合、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードが必要です。
事前に、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードを設定してください。
各サーバ仮想化ソフトウェアの機能により実現している本製品の機能
各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を利用して実現している本製品の機能は以下のとおりです。
本製品の機能 | VMwareの機能 | Hyper-Vの機能 | RHEL-Xenの機能 | RHEL-KVMの機能 | Oracle VMの機能 | 参照先 |
---|---|---|---|---|---|---|
L-Serverの電源操作 | VMゲストの電源制御 | 「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1 電源操作」を参照してください。 | ||||
L-Serverのクローニングイメージ | テンプレート | - | - | テンプレート | 「付録E 仮想L-Server作成のための設計と設定」の利用するサーバ仮想化ソフトウェアのセットアップを参照してください。 | |
L-Serverのスナップショット | スナップショット | チェックポイント | - | - | - | 「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.6 スナップショットとバックアップ・リストア」を参照してください。 |
VMホストのメンテナンスモード | メンテナンスモード | - | - | メンテナンスモード | VMホストのメンテナンスモード | |
L-ServerのVMホスト間の移動(マイグレーション) | マイグレーション | クラスタを利用しての移行 | マイグレーション | 「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.7 VMホスト間の移動(マイグレーション)」を参照してください。 |
各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を直接操作/運用してはいけない機能
各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を直接操作/運用してはいけない機能は以下のとおりです。
サーバ仮想化ソフトウェア | 本製品と併用することをサポートしていない機能 |
---|---|
VMware vSphere(R) 4 | Cisco Nexus 1000V仮想スイッチ |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 |
|
【Hyper-V】
SCVMMでは、VMware(R) ESXおよびCitrix(R) XenServer(TM)を管理できますが、本製品からSCVMMを経由した場合、Hyper-VのVMホストだけ管理できます。