AdvancedCopy Managerの運用中にライブマイグレーションを実行する場合は、ライブマイグレーション後にすべてのホスト情報設定ファイルを更新する必要があります。
ポイント
ライブマイグレーション前に移動先のホストが分かっている場合、ホスト情報設定ファイルのひな形を事前に用意しておくことで、ライブマイグレーションの実行時にファイルを編集することなく、ホスト情報設定ファイルを更新できます。手順例は、以下のとおりです。
ライブマイグレーション前に、移動先のホストごとにホスト情報設定ファイルを作成します。
作成したホスト情報設定ファイルは、「F.11.1 ホスト情報設定ファイル(vstxapi_hostacm.ini)」のパスとは別のフォルダに格納してください。
ライブマイグレーションを実行します。
ライブマイグレーション後に、移動先ホストのホスト情報設定ファイルを更新します。
手順1で作成したホスト情報設定ファイルを、「F.11.1 ホスト情報設定ファイル(vstxapi_hostacm.ini)」のパスのファイルに、OSコマンドで上書きコピーしてください。
なお、 KVMのゲストOSをServerView Resource Orchestratorで自動配備している場合、ServerView Resource Orchestratorと連携することで、KVMのゲストOS上にあるAdvancedCopy Managerのホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを自動的に更新できます。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「KVMゲストでの運用」を参照してください。