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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

F.7.4 ゲストの環境設定

すべてのゲストで、以下の2つの設定ファイルを作成します。

表F.1 KVMサポート機能の設定ファイル

設定ファイル

説明

ファイルパス

ホスト情報設定ファイル

ゲストからコピーを指示する管理対象サーバ(ホスト)の、通信デーモンのIPアドレスおよびポート番号を設定するファイルです。

<環境設定ディレクトリ>\etc\vstxapi_hostacm.ini

ゲスト情報設定ファイル

自ゲストを起動した仮想マシンのドメイン名を設定するファイルです。

<環境設定ディレクトリ>\etc\vstxapi_domname.ini

[ホスト情報設定ファイルの記載例]

ipaddr=10.10.10.22
port=1226

[ゲスト情報設定ファイルの記載例]

domname=domain_1

設定ファイルの詳細は、「F.11 設定ファイルの仕様」を参照してください。

ポイント

  • 仮想マシンのドメイン名を確認する場合は、KVMホストでvirsh list --allコマンドを実行してください。

  • KVMのゲストOSをServerView Resource Orchestratorで自動配備している場合、ServerView Resource Orchestratorと連携することで、KVMのゲストOS上にAdvancedCopy Managerのホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを自動的に作成または更新できます。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「KVMゲストでの運用」を参照してください。