すべてのゲストで、以下の2つの設定ファイルを作成します。
設定ファイル | 説明 | ファイルパス |
---|---|---|
ホスト情報設定ファイル | ゲストからコピーを指示する管理対象サーバ(ホスト)の、通信デーモンのIPアドレスおよびポート番号を設定するファイルです。 | <環境設定ディレクトリ>\etc\vstxapi_hostacm.ini |
ゲスト情報設定ファイル | 自ゲストを起動した仮想マシンのドメイン名を設定するファイルです。 | <環境設定ディレクトリ>\etc\vstxapi_domname.ini |
[ホスト情報設定ファイルの記載例]
ipaddr=10.10.10.22 port=1226
[ゲスト情報設定ファイルの記載例]
domname=domain_1
設定ファイルの詳細は、「F.11 設定ファイルの仕様」を参照してください。
ポイント
仮想マシンのドメイン名を確認する場合は、KVMホストでvirsh list --allコマンドを実行してください。
KVMのゲストOSをServerView Resource Orchestratorで自動配備している場合、ServerView Resource Orchestratorと連携することで、KVMのゲストOS上にAdvancedCopy Managerのホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを自動的に作成または更新できます。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「KVMゲストでの運用」を参照してください。