省電力での運用は、ETERNUS ディスクアレイのエコモード機能を利用して、特定のディスクドライブ(RAIDグループ単位)の稼働時間をスケジュール管理します。ディスクへのアクセスが一定時間(10分、20分、30分、40分、50分、60分に設定可能)以上ない場合に、ディスクドライブのモーターを停止して省電力化を図ります。
モーターが停止しているディスクへのアクセスが発生した場合は、ディスクドライブを稼働させ1~3分程度でアクセスが受け付けられる状態になります。
停止時間帯を含め1日のディスクドライブの稼働開始回数が設定範囲(1~5回を設定可能)以上になった場合は、アクセス頻度が高いと判断しエコモードは適用されず、稼働が継続されます。
以下の運用の場合は、消費電力を削減できます。
バックアップ管理
スナップショット型高速バックアップ(OPC)を利用した運用で、バックアップボリュームに長時間アクセスしない場合
同期型高速バックアップ(EC、REC)のSuspend/Resume機能による運用で、Suspendの期間が長い場合
レプリケーション管理
スナップショット型高速レプリケーション(OPC)を利用した運用で、バックアップ先として利用する複製先ボリュームに長時間アクセスしない場合
同期型高速レプリケーション(EC、REC)のSuspend/Resume機能による運用で、Suspendの期間が長い場合