ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

11.7.2 共通制御リポジトリの保守方法

共通制御リポジトリの保守方法を説明します。

11.7.2.1 共通制御リポジトリのバックアップ

共通制御リポジトリをバックアップします。

参考

手順内の表記について

ディレクトリ名

説明

$BAK_DIR

バックアップ先のディレクトリ

$INS_DIR

ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」

  1. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

  2. バックアップデータを作成します。

    1. エクスプローラなどで、以下のバックアップ用ディレクトリを作成します。

      • $BAK_DIR\Common

    2. OSの管理者権限で以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。

      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
      <ファイル名>に指定したファイルに、バックアップデータが作成されます。

      $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\pg_dump -U esfpostgres -C --attribute-inserts -p <ポート番号> -f $BAK_DIR\Common\<ファイル名> esfdb
    3. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。

      master01!
  3. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを起動します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを起動してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

11.7.2.2 共通制御リポジトリのリストア

共通制御リポジトリをリストアします。

参考

手順内の表記について

ディレクトリ名

説明

$BAK_DIR

バックアップ先のディレクトリ

$INS_DIR

ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」

  1. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

  2. バックアップデータをリストアします。以下の手順は、OSの管理者権限を持つユーザーが実施してください。

    1. 以下のコマンドを実行します。

      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。

      $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\psql -U esfpostgres -p <ポート番号> postgres
    2. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを順に入力してください。

      master01!
      drop database esfdb;
      \q
    3. 以下のコマンドを実行して、バックアップデータをリストアします。
      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
      <ファイル名>には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。

      $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\psql -U esfpostgres -p <ポート番号> -f $BAK_DIR\Common\<ファイル名> postgres
    4. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。

      master01!
  3. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを起動します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを起動してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

注意

共通制御リポジトリをリストアしてからWebコンソールが使用可能になるまで、2分程度必要です。