バックアップ運用中にハードウェア障害などが発生すると、以下のような現象になります。
「12.2.2.2 swstbackstat(バックアップ実行状況表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される
「12.2.2.10 swstsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される
「12.2.2.5 swstreststat(リストア実行状況表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される
「12.2.2.6 swsthistdisp(履歴情報表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される
「12.2.2.11 swstexecstat(実行状態表示コマンド)」で、Status欄に“sync(failed)”、“snapshop(failed)”、“restore(failed)”、または“?????”が表示される
「12.2.2.18 swsttrkstat(トラッキング実行状況表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される
コマンド実行時に、swst0603、swst0634、swst0719、またはswst0740が出力される
実行状況表示コマンドおよび履歴情報表示コマンドのStatus欄に“failed”が表示される場合は、物理コピー中にハードウェア障害が発生し、コピー処理がエラーとなっています。
コマンド実行時に、swst0603、swst0634、swst0719、またはswst0740が出力され、再実行しても同じエラーになる場合は、ハードウェア障害などが発生しているためにアドバンスト・コピーを実行できなくなっています。
このような現象が発生した場合、業務ボリュームまたはバックアップボリュームにハードウェア障害が発生している可能性があります。ハードウェアの状態を確認し、ハードウェア障害が発生している場合は、エラーの原因を取り除いてから再実行する必要があります。