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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

9.2.1 サーバ構成の設計

運用管理サーバ

複数の管理対象サーバ(Storageサーバ)を一元管理、集中操作します。

AdvancedCopy Managerマネージャー機能をインストールします。Hyper-VゲストOSのバックアップを行う管理対象サーバ(Hyper-Vホスト、バックアップサーバ)は、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)を兼ねることはできません。

管理対象サーバ(Hyper-Vホスト)

Hyper-Vの運用を行うサーバです。

Windows Server 2008(x64)、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012の環境にAdvancedCopy Managerのエージェントをインストールします。インストール時は、[64bit版エージェント]を選択してください。

バックアップ対象となるゲストOSが配置されているディスク(業務ボリューム)、および、バックアップボリュームが接続されている必要があります。
また、ゲストOSが配置されているディスクはCluster Shared Volume(CSV)である必要があります。

管理対象サーバ(バックアップサーバ)

バックアップサーバ運用を行うサーバです。

Windows Server 2008 (x64)、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012の環境にAdvancedCopy Managerのエージェントをインストールします。インストール時は、[64bit版エージェント]を選択してください。

バックアップサーバには、データベースボリュームのバックアップ先となるディスク(バックアップボリューム)が接続されている必要があります。

注意

  • バックアップサーバをクラスタ運用することはできません。

  • 1台(1クラスタサービス)のHyper-Vホストからは1台のバックアップサーバだけをサポートします。

  • Hyper-Vホストとバックアップサーバを兼用させることはできません。

サーバ構成の例を以下に示します。最小構成は運用管理サーバ(Storage管理サーバ)、Hyper-Vホスト(クラスタ構成のサーバ2台)、バックアップサーバの4台に加え、ETERNUS ディスクアレイ1台となります。

図9.3 システム構成例