ここでは、以下の構成を対象とします。
注意
データベースファイルやログファイルは、各サーバで同じパスに配置されます。
AdvancedCopy Managerでは、同一パス(同一ドライブ)に異なるデータベースコピーを配置することは推奨しません。各サーバのデータベースは異なるドライブに配置してください。
各サーバに配置されるデータベースコピーのファイルは、「8.2.2.2 ストレージグループ/データベースの設計」に記載されている構成である必要があります。
EX1のDB1とEX2のDB2のデータベースを以下に配置した場合を例にして、データベースの配置の制限について説明します。
DB | LOG | |
---|---|---|
EX1のDB1 | E:\DB1\DB1.edb | F:\LOG |
EX2のDB2 | G:\DB2\DB2.edb | H:\LOG |
ドライブレターに関する制限
EX1には、DB2の配置先と同じGドライブとHドライブが存在すること
EX2には、DB1の配置先と同じEドライブとFドライブが存在すること
DAG構成のため、DB1のデータベースコピーがEX2に生成されます。この時、コピー先はEX1のパスと同じ場所になります。
業務ディスクに関する制限
EX1の、DB1が配置されているEドライブおよびFドライブと、DB2のデータベースコピーが配置されているGドライブおよびHドライブは、すべて異なる業務ディスクに存在すること
EX2の、DB2が配置されているGドライブおよびHドライブと、DB1のデータベースコピーが配置されているEドライブおよびFドライブは、すべて異なる業務ディスクに存在すること
任意のサーバでバックアップすることを考慮し、各サーバでデータベースコピーに対応したバックアップディスクを用意することを推奨します。