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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

8.3.2 構成

ここでは、以下の構成を対象とします。

図8.54 サーバ構成

サーバ構成図

図8.55 データベース構成

データベース構成図

注意

  • データベースファイルやログファイルは、各サーバで同じパスに配置されます。
    AdvancedCopy Managerでは、同一パス(同一ドライブ)に異なるデータベースコピーを配置することは推奨しません。各サーバのデータベースは異なるドライブに配置してください。

  • 各サーバに配置されるデータベースコピーのファイルは、「8.2.2.2 ストレージグループ/データベースの設計」に記載されている構成である必要があります。

    EX1のDB1とEX2のDB2のデータベースを以下に配置した場合を例にして、データベースの配置の制限について説明します。

    DB

    LOG

    EX1のDB1

    E:\DB1\DB1.edb

    F:\LOG

    EX2のDB2

    G:\DB2\DB2.edb

    H:\LOG

    • ドライブレターに関する制限

      • EX1には、DB2の配置先と同じGドライブとHドライブが存在すること

      • EX2には、DB1の配置先と同じEドライブとFドライブが存在すること

      DAG構成のため、DB1のデータベースコピーがEX2に生成されます。この時、コピー先はEX1のパスと同じ場所になります。

    • 業務ディスクに関する制限

      • EX1の、DB1が配置されているEドライブおよびFドライブと、DB2のデータベースコピーが配置されているGドライブおよびHドライブは、すべて異なる業務ディスクに存在すること

      • EX2の、DB2が配置されているGドライブおよびHドライブと、DB1のデータベースコピーが配置されているEドライブおよびFドライブは、すべて異なる業務ディスクに存在すること

  • 任意のサーバでバックアップすることを考慮し、各サーバでデータベースコピーに対応したバックアップディスクを用意することを推奨します。