Suspend/Resume機能を使用して同期型高速バックアップ運用するには、バックアップ管理の「3.2 運用設計」の内容に加え、以下の点に留意してバックアップ運用を設計してください。
業務ボリューム
業務で使用しているバックアップ元デバイスを、業務ボリュームとして登録します。
バックアップボリューム
業務ボリュームのデータを退避するバックアップ先デバイスを、バックアップボリュームとして登録します。
サスペンド指定のバックアップを実行した場合、業務ボリュームとバックアップボリューム間のECセッションがサスペンド状態となって保持されます。サスペンド中は、バックアップボリュームをほかの業務ボリュームのバックアップ先として使用できません。
ポイント
Suspend/Resume機能を使用するバックアップ運用では、各業務ボリュームに対して、保存世代数+1本のバックアップボリュームが必要です。