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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

1.3.1 バックアップ機能とは

AdvancedCopy Managerのバックアップ機能は、富士通ストレージシステム ETERNUSのアドバンスト・コピー機能を使用した高速バックアップの運用管理を実現します。

これにより、以下のバックアップ運用が可能です。

高速バックアップ運用

ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能(OPC/EC機能)を使用して、ボリューム容量にかかわらず、高速にボリューム間バックアップを行います。そのため、バックアップのための業務停止時間を大幅に短縮できます。
アドバンスト・コピー機能の更新差分コピーを利用すると、より高速なバックアップが可能です。

Symfowareと連携したバックアップ運用

Symfowareで構築されたデータベースを業務で使用している場合は、業務を停止することなく、高速にバックアップできます。

Oracleと連携したバックアップ運用(サンプルスクリプト)

AdvancedCopy ManagerのコマンドとOracleの操作を組み合わせた、以下のサンプルスクリプトを提供します。

  • DBMS(Oracle)の資源情報の取得

  • DBMS(Oracle)との同期、ボリュームのコピー

バックアップの運用は、以下の機能で管理できます。

ポリシー管理機能

バックアップしたいボリュームに対して、バックアップの保存世代や間隔日数(情報表示のときに遅れを表示します)を管理します。

ストレージ構成管理機能

バックアップしたいボリューム、バックアップの退避先ボリュームの構成を管理します。

AdvancedCopy Managerでは、バックアップしたいボリュームを業務ボリューム、バックアップの退避先ボリュームをバックアップボリュームと呼びます。

バックアップ、リストア機能

指定したボリュームのバックアップ、リストアを行います。

履歴情報管理機能

過去にバックアップした情報の中で、保存世代内の情報を履歴として管理します。

整合性回復機能

システムダウンなどの障害によりAdvancedCopy Managerのバックアップ管理情報に不整合が発生した場合、整合の取れる状態に復旧します。