AdvancedCopy Managerのバックアップ機能は、富士通ストレージシステム ETERNUSのアドバンスト・コピー機能を使用した高速バックアップの運用管理を実現します。
これにより、以下のバックアップ運用が可能です。
ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能(OPC/EC機能)を使用して、ボリューム容量にかかわらず、高速にボリューム間バックアップを行います。そのため、バックアップのための業務停止時間を大幅に短縮できます。
アドバンスト・コピー機能の更新差分コピーを利用すると、より高速なバックアップが可能です。
Symfowareで構築されたデータベースを業務で使用している場合は、業務を停止することなく、高速にバックアップできます。
AdvancedCopy ManagerのコマンドとOracleの操作を組み合わせた、以下のサンプルスクリプトを提供します。
DBMS(Oracle)の資源情報の取得
DBMS(Oracle)との同期、ボリュームのコピー
バックアップの運用は、以下の機能で管理できます。
バックアップしたいボリュームに対して、バックアップの保存世代や間隔日数(情報表示のときに遅れを表示します)を管理します。
バックアップしたいボリューム、バックアップの退避先ボリュームの構成を管理します。
AdvancedCopy Managerでは、バックアップしたいボリュームを業務ボリューム、バックアップの退避先ボリュームをバックアップボリュームと呼びます。
指定したボリュームのバックアップ、リストアを行います。
過去にバックアップした情報の中で、保存世代内の情報を履歴として管理します。
システムダウンなどの障害によりAdvancedCopy Managerのバックアップ管理情報に不整合が発生した場合、整合の取れる状態に復旧します。