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Interstage Host Access Service V10.0.1 ユーザーズガイド
Interstage

28.3.4 Webサービス機能

Webサービス機能が出力するログファイルについて説明します。

28.3.4.1 アクセスログ

Webサービス・クライアントからのアクセス情報をログファイルに出力します。

ログファイルの出力形式は以下のとおりです。

[mm/dd/yyyy hh:mm:ss.mmm] スレッド番号 exec クライアントIP 接続パス名 シナリオ名 パラメタサイズ 結果コード 結果詳細

各項目に出力される内容は以下のとおりです。

項目

内容

mm/dd/yyyy hh:mm:ss.mmm

イベントが発生した日時が出力されます。

スレッド番号

Webサービスアプリケーションの実行スレッド番号が出力されます。

exec

実行メソッド名が出力されます。「exec」固定です。

クライアントIP

アクセス元クライアントのIPアドレスが出力されます。
クライアントとInterstage Host Access Serviceサーバの間にInterstage Service Integratorなどの中継サーバがある場合は、その中継サーバのIPアドレスとなります。

接続パス名

入力パラメタに指定された接続パス名が出力されます。

シナリオ名

入力パラメタに指定されたシナリオ名が出力されます。

パラメタサイズ

入力パラメタのサイズ(文字数)が出力されます。

結果コード

返却値のリターンコードが出力されます。

結果詳細

正常終了の場合は、返却値のサイズ(文字数)が出力されます。
異常終了の場合は、発生したExceptionのtoString()メソッドの実行結果が出力されます。

28.3.4.2 イベントログ

Webサービス機能のイベントを出力します。

ログファイルの出力形式は以下のとおりです。

[mm/dd/yyyy hh:mm:ss.mmm] ラベル: レベル: メッセージ番号: メッセージ

各項目に出力される内容は以下のとおりです。

項目

内容

mm/dd/yyyy hh:mm:ss.mmm

イベントが発生した日時が出力されます。

ラベル

「FSP_INTS-FJHAS_ihasws」が出力されます。

レベル

イベントのレベルに応じて以下のいずれかが出力されます。

  • INFO

  • WARNING

  • ERROR

メッセージ番号

出力メッセージに応じて、1~65535までのメッセージ番号が出力されます。

メッセージ

イベントの内容が出力されます。

参照

イベントログは、同じ内容がWindowsのイベントビューアにも出力されます。

出力されるイベント内容や出力形式については、「第29章 メッセージ」を参照してください。

28.3.4.3 デバッグログ

障害発生時の調査用のログです。

Webサービス機能の内部デバッグ情報が出力されます。

28.3.4.4 トレースログ

障害発生時の調査用のログです。

Webサービス機能の内部トレース情報が出力されます。