シナリオエディタで行う基本的な操作は以下になります。
シナリオエディタのエミュレータ画面から接続したホストを操作して、シナリオの元となるデータ(画面、キー入力)をトレースへ記録します。このトレースをシナリオエディタで変換することによりシナリオが作成されます。
ホストとの接続を切断し、シナリオをカスタマイズします。作成したシナリオを使用するアプリケーションと連携させるために、データ受け渡し用の変数追加や、変数とホスト画面の関連付けを行うことができます。
シナリオの編集時はホストへ接続することなく、シナリオエディタ上のエミュレータ画面に記録したデータよりホストの画面が再現表示されます。
注意
シナリオ編集時、シナリオエディタ上のエミュレータはホスト画面の再現表示のため、疑似的な接続状態となります。シナリオ編集後に、実際のホストへ接続する場合、シナリオプロジェクトの新規作成、または開いているシナリオプロジェクトを変更する場合は、エミュレータの切断操作を行う必要があります。
シナリオエディタ上で、ホストと接続してシナリオをデバッグ実行することで、作成および編集したシナリオが正しく動作するか確認します。シナリオが運用環境で正しく動作するように、デバッグ実行と編集を交互に行って調整してください。
ポイント
シナリオのデバッグ実行は、画面単位、または画面ごとに実施する処理の単位で、シナリオの実行を一時停止することができるため、実行動作の詳細な確認ができます。