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Interstage Host Access Service V10.0.1 ユーザーズガイド
Interstage

第3章 製品構成

この章では、Interstage Host Access Serviceの製品構成を説明します。

ホストアクセスAPI

ホストアクセスAPIは、ユーザプログラムからホストにアクセスするためのJava用のクラスライブラリです。ホストアクセスAPIを利用することで、アプリケーションからホストへデータを送信したり、受信したりすることができますので、業務アプリケーションに応じてホスト画面を参照することができます。

シナリオエンジン

シナリオエンジンはシナリオを実行します。シナリオはホストアクセスAPIを通して実行されますので、利用者はシナリオエンジンの存在を意識する必要はありません。

LU2制御

ホストとの通信処理やLU2(Logical Unit Type 2)形式の画面バッファ制御を行います。LU2制御は端末エミュレータとして動作するため、ホストアプリケーションは通常のホスト端末とやり取りしているように見えます。したがって、Interstage Host Access Serviceではホスト側のアプリケーションの変更を必要としません。

レース・ログ

Interstage Host Access Serviceの実行ログやアクセスログを記録します。ログを定期的に参照することで、Interstage Host Access Serviceの異常や、想定外のアクセスがないかなどを確認することができます。

Webサービス機能

シナリオ化したホストの画面業務をWebサービスとして公開します。ホストのアプリケーションを変更することなく、様々な業務アプリケーションからホスト業務をサービスとして利用することができます。

運用管理

接続パス情報の設定ツールや接続状態の表示を行うWebブラウザベースのモニタ機能を提供しています。また、接続パス情報の一括登録を行うコマンドベースの機能を提供しています。

EONFゲートウェイ

EONF(Extended and Open Networking Facility)はTCP/IP上でFNA/OSI通信を可能とします。RFC1006(TCPコネクション上のOSI通信)に準拠しています。

なお、FNA Serverなどの既存のゲートウェイ(TN接続)を利用する場合は、EONFゲートウェイをインストールする必要はありません。

参照

EONFゲートウェイの詳細については「Interstage Host Access Service EONFゲートウェイ運用ガイド」を参照してください。

シナリオエディタ

シナリオを作成および編集するためのエディタ機能を提供しています。この機能は、Windowsプラットフォームで動作するアプリケーションです。